こんにちは、全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナーの小林です
今日は黒潮町入野にある集会所に呼ばれて、人生の大先輩方と一緒に運動をしてきました。
同級生のおばあちゃんなんかもいてアットホームで楽しいレッスンができました!
これも田舎ならではの良い所!レッスン後はお菓子を囲んでの談笑も楽しかったです。
が、いつものことながら指導に集中していてレッスン風景の写真がないのでイメージで失礼…
その運動処方は明確な意図、理由が必要です!
腿上げを40回やったらカラダにいいって聞いたんだけど…
レッスンが終わって、お茶会をしているときに参加者のひとりからこんな質問を受けました。
確かに、何かカラダを動かしたら何かしらの効果、カラダの変化はあると思います。
だけど、「○○を何回やったらこうなる」と言った魔法のような運動処方はありません。
例えば、肩が痛い方に腕を頭上に上げる動作を10回したら肩が良くなるなんて口が裂けても言えません
図のように運動はカラダのメカニズムに則って、明確な根拠・理屈があって紹介されるべきだからです。
また、どういう意図を持ってその運動処方をしたかということは伝言ゲームの中では正しく伝わりません
できることならそうした運動処方を行う場合は、素人でもわかるようシンプルに伝えるとか
解りやすいようにテキストやイメージ映像をつけてあげるとか伝える側も創意工夫が必要になります。
解らないからこそ、詳しい方から正しい知識を受け取る
身近にある雑誌やDVDなんかを手に取って、そこに載っていることをやってみたりも良いですが
あの人の腰痛と、自分の腰痛は違う原因から来ているんですからなかなか良い反応が得られない
そして徐々にそのことから意識が離れて行ってしまいますよね。
で、やらなくなる。
絶対とは言いませんが、できることなら運動指導をしていて正しい知識を持っている方から
直接その運動処方の「なぜ?」を聞いて下さい、そしてカラダに感覚を向けて動いてみて下さい。
不快に感じたらその動きが不快だと伝えてください。
カラダに対する知識を豊富に持っている方であれば、その動き以外のあなたに合った代替案を提案します
あなたのカラダはあなたが一番解るのだから、他の誰かに任せないで自分の感覚をベースにした上で
詳しい方のアイデア(運動処方)を自分に合った形で取り入れて下さい、そしたらカラダは必ず反応します