本格的なトレーニングを◎
「楽しくからだを動かす魔法」というとなんだかちょっと子供だましみたいな感じですが…
実は、というか、かなり本気です。
子どもたちにとって速く走ることはかなりのウエイトを占める重要な項目!
運動会もそうですが、少年野球や、サッカー、マラソン様々な場面があり速く走れることは運動が楽しくなる基本的な要素です。
からだが安定している状態で、四肢をしっかり動かし力を伝え、内部バランスを保ちながら質の高い動きが要求される究極にシンプルな動作と言っても過言ではないかもしれません。
ともあれ、そんな運動能力を評価する指針として用いることができるひとつがランニングで、そのパフォーマンスが高ければ様々なスポーツの場面dめお相対的に運動能力が高くなるということが言えます。
今回はちょっとそんな「楽しくからだを動かす魔法」を紐解いていきますので、何かの参考になれば嬉しいです。
からだの発育発達を知る
ボディワイズのブログではよく登場するスキャモンの発育発達曲線
ここで見るべきは神経系の発達で、図にもあるように4〜5歳までには成人の80%にまで発達します。
一方で「筋トレ」と呼ばれるものは一般型というところには当てはまり、二次成長の時にグッと高まります。
ということは子どもの頃に筋トレをする目的は筋肉を肥大させることではなく、思い通りに体を動かせるため四肢をコントロールするのがその目的になります。
個人差があるので断定することはできませんが、オスグッドなどスポーツ障害が出てくるのは発育発達の段階にあったトレーニングになっていないということが大きな要因になっているのではないかと考えられます。
楽しくからだを動かす魔法では、これからの健全なからだの発育発達のために重要なポイントをぎゅっと詰め込みました。
からだを動かすことが楽しく感じることができる、感覚的なアプローチを中心にした体験してわかる、考え方が身につくワークショップです。
アジリティトレーニング
まずはウォーミングアップとして行ったのがSAQトレーニングとしても知られている(であろう)ラダーを使ったアジリティトレーニング
これは俊敏さや機敏性を高めるためのトレーニングで、サッカーの練習などでは積極的に取り入れられているトレーニング
あのFCバルセロナでもこんな感じでジュニアの頃からやっていますし、見たことがある方も多いのではないでしょうか?
コアコーディネーション(ボール編)
アジリティトレーニングをしてからだが動きやすくなってきたら、室内に移動してコアコーディネーション(体幹とそこから伸びる手足の協働)を高めるためのトレーニング
体幹というのは概念なのですが、不安定な状態で安定してからだを動かせるようにするために欠くことができないのが体幹ですよね。
ボディワイズではボールを使って不安定さを加え、床でいろいろな動きを行います。
これが大好評で♫
子どもはもちろんお年寄りまで幅広くアレンジをすることができます。
驚くことにコアコーディネーションを行うだけで、姿勢やからだの不調などは劇的に改善します。
コアコーディネーション(チューブ編)
著書アナトミートレインでも知られる筋膜組織の権威トーマス マイヤース氏のワークショップでも実施され、これからの時代のスタンダードになるであろうキネティックチェーンをベースにしたトレーニング
今回のデモではちょっと難易度の高い(右手右足)の同側でチャレンジしてもらいました。
子どもたちは通常の(右手左足)でのチャレンジ!!次回は同側にもチャレンジしてもらいたいですね。
そうしてトレーニングの前半が終了!さあ走りはどう変わったのか?!
からだの感覚を感じてもらうため終始70%ぐらいの力で走ってもらったのですが、子どもたちのからだは素直ですね!
あちこちから「動きやすい〜!」「足が上がりやすい!」など嬉しい声が聞こえてきて、走り方にも大きな変化が見られました。
つづく。
コメント
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