頭がからだを動かす、心臓がからだを…、やっぱり筋肉が…いろいろな意見があると思いますが。
この地球上のモノ全てに平等に働く力といえば、ニュートンが見つけた万有引力。
モノにはたらくコトワリだから物理ですね。
この映像はカオス振り子という物理学の教材ですが、見ようと思えば股関節・ひざ関節に見えないことはないと思います。
もちろん関節の作りがどれも平面的なので、難易度の高い動きをする人の動きとは異なってきますが、モノを動かしている力が「重力」ということにはひとつ納得してもらえるはずです。
からだに伝わった重力をどう感じ、からだに留めることなく如何に地面に伝えるかということ。
つまり図で示すとこんな感じで、踏んだ力と同じ力が跳ね返ってきているわけです。
だとしたらからだのイメージというのはこんな感じになってきます。
骨がフレームとなって、筋肉が等しい張力を保ってからだの中に空間を作り、その空間が均等な圧力のまま動けるというのがベストな状態。
例えるならボールのように弾み続けることができ、ゴムのように弾力があり柔らかい筋肉と力を正しく伝えることのできる復元力の高い骨格を持ったからだです。
目的によって結論は変わってくることもありますが、快適な日々を過ごすためには筋肉を常に固い状態にさせていることや、張力バランスを崩すほどの筋肉を局所的につけようとするのは決して進められることではありません。
こちらはチーターが走っている映像をスーパースローで再生したものですが、前足で捉えた地面の衝撃を滑らかに後方へと波のように伝えているのがわかります。
このようにからだが動く仕組みや動かす力がナントナク解ってくると、今度は実際の動きが変わってきます。
簡単な説明と資料では伝わりにくいので、次は実際に仕組みを知ってからだを変えてみることをやってみましょう◎