赤ちゃんに習う!トレーニングの基礎

コバヤシヒロタ

「からだの教習所」と言えるかもしれない、トレーナーというのが前回の話。

そのトレーナーが近年、参考にしているのが「赤ちゃん」だということ知ってましたか?

というのも、赤ん坊は誰に習うわけもなく立って歩くことを覚え、活動範囲を広げます。

「誰に習うわけでもなく」というのがポイントです!!

赤ちゃんの動きは大人からすると不思議なことだらけですが、全ては立つための体幹と四肢を統合するために必要なプロセスなのです。

二本の足でしっかり立てるようになり、からだが安定してくると他者の真似(動きの模写)を始めるようになりますが、時としてからだにとってあまり良くないことも真似をし習得します。

時間が経ち、真似から始まった動きは、癖としてからだに定着します。

無意識で始めた動きの模写が、今のからだの成長の支障になっていたり、不調の原因になっていたりするので、意識的に新しい動きを模写して更新しよう!とすることは、トレーニングの成果を効果的に引き出します。

近くで赤ちゃんを見ることができるなら、ぜひ一度赤ちゃんの動きに注目して真似をしてみてはいかがでしょうか。

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