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筋肉量を増やしてからだを大きくすることだけがトレーニングか?

投稿日:2018年1月7日 更新日:

「概念」を理解すれば、物事はシンプルになるということは伝わりましたか?

今回はトレーニングの概念について考えてみましょう。

トレーニングを終えると、前回よりパフォーマンスが上がっていることが期待されます。

スポーツトレーナーとして語るのでからだのトレーニングを考えがちですが、入社後のOTJ(オンザジョブトレーニング)やボイストレーニングなどもトレーニングを終える頃には、業務の遂行が速やかになったり、発声の質が良くなったり、パフォーマンスの向上が期待されます。

では、一般的に「筋トレ」というトレーニングの結果はどういう状態が期待されますか?

ちなみにgoogleで検索をしたところ、筋肉質で力が強そうな上半身裸の写真がほとんどでした。

果たして、筋肉量を増やしてからだを大きくすることがトレーニングなのでしょうか。

会社で行うOJTのように、からだを動かす(という業務)をミスなく速やかに行えるようになることも、動作の習熟度を高めるという点ではトレーニングと言えませんか?

また、トレーニングという言葉を使うとどんなことでも科学的に聞こえそうですが、日本語にすると「訓練」です。

「接客が上手くなる、作業が正確になる、新しいことができるようになる」など訓練には目的が伴います。

ということは、からだも重いものをあげることや、からだを固く縮めるだけがトレーニングではないはずです。

例えば、狂いのない動きの正確性を高めることや、からだを伸ばして柔らかくすることだってトレーニングになり得るわけです。

太極拳などはゆっくりな動きで動作の正確性を高めることで、からだの状態を良く保つための方法ですが、動作の習熟度を高めるという点では格闘技とも共通する点があります。

 

つまり、競技でからだを大きくしないと良い成績を残せない人と、術後のリハビリで動作を1からやり直さないといけない人に共通する「何か」です。

それは、じぶんのからだを意のままに動かし、負荷がかかった状態でも誤差なく反復することができ、外的な力が加わり不安定な状況でも同様に動けるように、からだに対して感覚を持つことです。

筋肉は運動のためにだけあるのではなく、感覚器としても機能しています。

筋肉を大きくすることや、体脂肪を減らすことばかり考えるのではなく、じぶんのからだで感じて、反応する「体感力」を高めることに意識を向けてみてはどうでしょう。

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Hirota Kobayashi
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