レオナルド ダ ビンチが 「足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である。」 と述べているように、足は自由に動かせることで正しく機能します。
足が自由に動くというのはどういうことでしょうか。
クッションがあったり、幅が広かったり、つま先が窮屈だったり履いている靴によって足で感じることは違いますが、何かしら感じているということは、靴によって動きを制限されていることに気がついているということです。
足はからだと地面をつないでいますが、家だと足に当たるのは柱が立つ礎石です。
もし礎石が傾いたり、柱が礎石の中心からずれたりしたら何らかのアクションを起こすはずですが、からだは気がついていてもアクションを起こすのは ”痛み” を感じてから…でしょうか。
家の場合、基礎が傾くと柱・床・屋根と傾きます。
からだの場合は、三半規管が働いてくれるために、基礎が傾いたら、床を反対側に傾けて目線の水平バランスを保とうとします。床が傾くと、屋根も…というようにずれた状態で水平バランスを取り、バランスを保つのが難しいというサインとして痛みに現れます。
たかが足かもしれませんが、地に足をついて暮らしている我々は足を知らずして暮らせるのでしょうか。
では、フラットなソールのvibram fivefingers®️と少し先が反っているトレッキングシューズでの歩き方の違いを、手前で設置している足の接地時間をチェックしてみましょう。
より本来の足の形に近い、フラットソールの方が接地時間が長くなってますよね。
接地時間が長いということは、それだけ足から地面に対して伝わる力をコントロールする余裕があるということです。
からだの礎でもある「足」とその履物、一度見直して見るのも良いかもしれません。
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