私たちは言語理解能力や空間把握能力、身体制御能力を合わせ持っていて
高い知性によって統合しからだを動かしています。
慣れ親しんだ動きのパターンが組織に負荷を与え、形を変えて不調を生み出しているのであれば
いつも以上の負荷をかけて動くことは、自分の認識が間違っていることに気づくための大きな助けとなります。
健康でいるのはとても良いことですが、健康になるために課せられる運動はあるのでしょうか。
私たちの暮らし、からだの形、動き方など多様なものに対して、決められた重さと回数で行うことにどのような意味があるのでしょうか。
立っている姿勢は、仰向けに寝転がっている姿勢と同じです。
寝転がった時にできるはずの動きが、立つだけで難しくなります。
難しいということは、何かが違うのではないでしょうか。
空間が歪むことはないので、自分の姿勢が違っていることが理解できたと思います。
ここからが正しく動くためのトレーニングです。