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とあるセッションを振り返って

投稿日:2018年3月31日 更新日:

あなたの意識はどこに向いていますか?
私たちはからだの前側に「目」がついている。

当たり前のことを言っているが、魚は側面にあり、ワニなどは上にある。

私たちが生きていく上で重要になってくる(刺激)情報の多くは目から入ってくる。

以前、脳はこんな風にからだを捉えているというという記事を書いたが

そのほとんどが目と口と手に向いている。

例えば、運動会で子供と走っていて転ぶ保護者の方がいたりするが、頭の中ではかっこよく疾走するイメージがあって、からだを動かそうとするのだが、足への意識はほとんど向いてないため足が絡まって転ぶのは納得がいく気がする。

ここで少し考えてほしい。

普段、歩くときに足を意識したりしているだろうか?

右足を出すには、まず左足へと体重を傾けながら、重心を前方に緩やかに移動をさせて、そのときに左腕を後ろに引き始めて、からだの真ん中をすぎるタイミングで右足の体重を母指球へと移動させて…なんて意識している人は果たしているのだろうか。

私たちは生まれてこのかた、歩くことを意識したことなんてないのではないだろうか。

例外的にモデルなど、特定の職業では歩き方を指導されたりするだろうけれど、それは正しい職業的歩き方であって、正しい歩き方ではない。

おそらく全ての動物で歩き方を考えながら(足を意識しながら)動いているものはいない。

というのも、そもそも私たちは動物(動くもの)であり、足を動かすということはこの世界で生きていくためには無意識で行えないと、生存に関わる様々な状況の変化に対応できないからである。

私たち人間の場合、2本足で立ち始めたあとから、それはどんどん無意識下で機能する。

暮らす環境は大きく変化した100年

先日のワークショップでトムも言っていたが、この100年で私たちを取り巻く環境は大きく変化した。

多くの人々が、農林水産業についていて、仕事をすることはからだを動かすことだった。

今のようにTV・PC・スマートフォンなどのスクリーンに夢中になることもなかった。

移動手段も、今ほど自動車は普及していなかったはずだ。

だが、100年経ったいまはどうだろうか?

仕事は手元でPCを操り、移動中は携帯の液晶を眺め、前を向くのではなく手先を見つめながら過ごすことが多く、からだを動かす機会もなければ、食事も高カロリーのものが多い。

人によっては糖尿病・高血圧・肥満に代表される生活習慣病という、訳のわからない病になることもある。

高カロリーのものを食べ、運動習慣が少ない暮らしをしながら、四六時中モニターを見ていたら未来の人間は本当にホムンクルスのような姿になっているのではないかと思う。

意識をすることで見えてくるものは変わる

自然界に暮らす生物の中で、液晶画面をずっと眺めている生き物はいるだろうか?

お腹がバキバキに割れている生き物はいるだろうか?

食事をバイオケミカルな粉末で済ませている生物はいるだろうか?

考えれば考えるほど、私たち人間が自然界から遠ざかった環境で暮らしているように思える。

また、いろいろな循環の輪からも外れてきたように思える。

昔のような暮らしをする必要はない

自分という存在から意識があちらこちらに散ってしまうほど、多忙な暮らしをしてしまっているようだったら

都市部から離れたり、モニターをみる時間を減らしたり、からだを動かしたり、食事を作ったり

少しだけ自分の存在に意識を向ける時間をとることができたら、今より心もカラダも快適に暮らせるようになるのではないだろうか。

 

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