からだに不調を感じる方へ

正常と異常

からだが痛かったり、動きがどこかぎこちなかったり、なんだかしっくり来なかったり…

からだが不快に感じるときというのは、何かが正常に機能していないということです。

一方で、よほど調子が良いときを除いて、正常に機能しているときというのはあまり何も感じないことが多い気がします。

そこで、私たちは「健康」ということについて有り難みを忘れてしまうのですが…

“不快に感じる”状態の方が強くからだに訴えかけてくるからではないでしょうか。

それは不快な状態を”改善”させるために、恒常性維持(ホメオスタシス)機能が働くためだと考えられます。

からだの訴えに耳を傾ける

からだに不調を訴える方は大勢いて、腰痛や肩こりなどは、もはや国民病だと言っても過言ではないぐらいになっています。

全国47都道府県男女50,000人に聞く、肩こり・腰痛調査(第一三共ヘルスケア)

健康的な食生活やフィットネスクラブに通い、健康に気を配り、トレーニングもしているのに、本当にからだが弱いから、肩こりや腰痛は起こるのでしょうか…?

自分自身のからだの使い方や・誤った認識、指導者の誤ったトレーニング指導によって、間違ったことをやっている可能性はありませんか..?

プロセスを見直してみる

快適に感じる状態と、不快に感じる状態があって、

痛みを感じるとしたら、それは”正常に機能していない(異常)”状態です。

腹筋と背筋をバランスよくトレーニングしているのに…と思うかもしれません。

でも、それは収支バランスを考えて生活しているのにお金が貯まらない…というのと同じではないでしょうか。

考え方の基本が間違っていたとしたら、いつまでたっても機能は正常に働くことはありません。

そもそも腹筋と背筋のバランスが…なんていうのは主観でしかありませんし。

腹筋と背筋のバランスというのであれば、それぞれの筋肉の発揮することのできる力を計測し、どのポイントでバランスが崩れるのかを分析し、バランスを崩さないための手立てを示すことができて始めて客観的な説明と言えるのではないでしょうか。

今、からだで感じている”不快感”は、結果です。

結果が生まれるには必ず原因があり、原因を突き止めることが改善に向かうスタートです。

原因と結果

本に書いてあった、テレビで特集をしていた、あの人はこれで治ったと言ってたから…

本やテレビや他人がそれで改善されたとしても、万人に共通するものなどありません。

まして、痛みは感覚的に異なるものですし、

体型や生活習慣、仕事の内容、これまでの傷病歴など共通項を探すことの方が困難です。

自分で考えることをせず、何かを盲信することは時間と労力の浪費と言えるのではないでしょうか。

トレーニングといっても、ヨガ・ピラティス・ストレッチと様々なものがありますし、それを指導する人によっても知識や、使う言葉、プログラム構成など全く異なります。

カイロプラクティックや整体なども、どれだけ臨床経験があるかも異なりますし、知識と経験も大きく異なります。

それはもちろん病院やリハビリでも同様ですし、世にあるあらゆるサービスが同様でしょう。

原因があるから結果として、からだが不快感を示すことで改善するためのサインを出しているのです。

その原因を一緒になって究明してくれ、からだに変化を感じることができる場所や人、納得して任せられると感じる人に出会えるまで、諦めることなく色々なことを試してみてください。

どこにもそういう場所がなく、そういう人に出会えなかったら、ぜひこの本を手にとってみてください。

そしてBODYWISEという場所があることを思い出してください、きっと力になれることがあると思います。

お勧め書籍:内臓とこころ 三木成夫

「こころ」とは、内臓された宇宙のリズムである。

4億年かけて進化してきた生命の記憶は、毎日の生活の中で秘めやかに再生されている!

育児・教育・保育・医療の意味を根源から問いなおす。

そう解説しているのは、解剖学者の養老孟司氏

科学の発達とともに、様々なことが解明されミクロの世界が広がったが

ミクロの世界が広がったことにより、世界と隔離された感も広がった。

全ての物事において「基本」は大切である。

進化しても、わたしたちの出生のプロセスは変わらないし、生命を維持するためのプロセスも変わらない。

Back to Basics

つい、何事も解ったつもりで先へ先へと急いでしまう。

しかし先へ先へと気持ちだけが焦ったところで、時間もからだも移動はできない。

生きていることと、死んでいることの境目すらあやふやなのに

これが正しい、あれこそが正しいと主張をすることが、いかにナンセンスであるか。

からだのことを本気で考えるなら、ぜひ一度は手にとってほしい一冊だ。

姿勢と呼吸、そして自律神経

呼吸は随意運動でもあり不随意運動でもある

おそらく多くの方が、呼吸をしているのは肺だと思っていますが、呼吸をしているのは”肺”ではありません。

横隔膜が上下に動くことにより、胸腔(肺の収まっているスペース)が広がり空気が入ることで呼吸が行われます。

つまり肺は呼吸をしているのではなく、入ってきた空気を取り込むためのフィルタとして働いています。

呼吸をするときに意識すること

深い呼吸をする時には、胸を大きく膨らませるのではなく

お腹を膨らませて横隔膜が下がるスペースを作ってあげる方が、より楽な呼吸を行うことができます。

ピラティスやヨガなどで横隔膜を引き下げて…といった表現をすることがありますが

横隔膜だけを動かすことは、おそらく不可能です。

そこで横隔膜が収まっているエリアと、横隔膜によって隣接するエリアである腹腔(消化器系の収まっているスペース)の関係性が重要になってきます。

そこで楽に呼吸を行うためにも、胸腔と腹腔があるからだ(体幹)がどのような状態にあるのかが大切になってきます。

呼吸をコントロールすることで得られること

呼吸は私たちにとって、唯一コントロールできる不随意運動です。

(不随意運動とは、心臓の拍動や内臓の運動のように無意識に行われる運動です。)

これら私たちの意識とは関係なく機能する動きは、体性神経ではなく自律神経によってコントロールされています。

ヨガやピラティスまた様々なエクササイズを行う際に、呼吸を意識することを言われますが

つまり、呼吸をコントロールすることで自律神経系にも影響を与えることが考慮されています。

たかが呼吸と思うかもしれません、しかし呼吸がからだに及ぼす影響を考えれば、

普段無意識にしている呼吸を、意識的に行ってみることで得られる効果は大きいのではないでしょうか。

 

赤ちゃんの同じように、自分のからだにも愛情を!

親子リラックス体操@黒潮町子育て支援センター

いつも思うんですが、保育園や幼稚園の先生ってすごいですよね。

こんな看板があると「おっ!!」と目を引いてしまいます。

しかも第1回とあるので、この先が2回3回と続くんじゃないかと期待もできますね。

家であれこれ用事をするのも悪くないですが、子育て中のお母さんたちには色々と情報交換もできるので、こうした機会はすごく良いなと思いました。

 

産後の母親はからだが大変!!

女性のからだは、出産に向けて筋肉が緩み骨格も緩みます。

「出産後にどれだけからだのケアをするか」が元の体型に戻るかのポイントになります。

もちろん伸びきった筋肉は、大まかには元に戻るのですが、骨盤底や背骨、肩首などカラダを支えている細かい部分は放っていても戻りません。

というのも、産後もホルモンの関係でからだが緩んでいる状態なので、赤ちゃんを抱っこしているだけでも長時間同じ姿勢でウエイトを持って筋トレをしているような状態になるからです。

四六時中、子どもの世話をしているので、睡眠時間はもとより自分の時間がなかなか確保できませんし、からだを産前の状態に戻すなんてのは、なかなか簡単なことではないように思えるのではないでしょうか。

 

頑張るのもいいけど、ちょっとした間でできる体のケア

ジムに通う時間もなければ、整体に行く時間もないし、家事に追われながら…

となると、できるのは子どもが大きくなってから…だと遅いんです。

産前産後(卒乳するまでの間ぐらい)がホルモンの影響で、からだが緩みやすいのなら

からだを元に戻そうとすると、卒乳ぐらいまでが変わりやすい期間です。

なので今日はボールや輪ゴムを使って、空いている時間で、あるいは何かしながらできるボディワークをいくつか紹介しました。

子どもと一緒に、もやっとボールを使ってからだを動かしたり

からだの変化を感じてもらうために、手や足を動かしたり。

そして、左右で地面に足が付いている感じを感じて、比べてもらったり

輪ゴムを使うだけで、姿勢が良くなって、抱っこが楽にできるようになったり、

からだが柔らかくなったり、簡単にからだが変わることに驚いてもらえたと思います。

 

からだに意識が向くと、からだは喜ぶ

出産前、赤ちゃんはお腹の中で頑張って頑張って成長してきました。

そしてお母さんも頑張って頑張って、命を育んできました。

妊娠線ができないように、お腹のマッサージもしたと思います。

だけど、出産後はバタバターっと子育てが始まり、自分のからだより赤ちゃんの方へと注意が向くようになります。

外出するときは、頑張ってお化粧をするかもしれませんが、からだはそのままだったりします。

お化粧をしようと思うと、きっと化粧水をつけ、乳液を…とお肌の調子を整えようとすると思いますが、からだも同じです。

全く何もしないよりかは、短い時間でもコツコツと、赤ちゃんの同じように愛情をかけて自分のからだを労ってあげてください。

からだが楽になると、心も楽になります。

心が楽になると、子どもにも、家族にも優しくなれます。

ぜひ、今日お伝えしたことを家でもコツコツと、何かしながらでも大丈夫なので続けてみてくださいね。

 

興味を持ってくださった方へ

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お母さん方を対象としたボディーワーク

明日は黒潮町の”地域子育て支援センター”で

お母さん方を対象としたボディーワークを行います。

僕のやっていることが難しくて、タイトルが親子リラックス体操になっていますが…

なんでも良いのです。

子育てをしている妻を見ていて、自分も積極的に育児に参加してみて

色々と感じたことや、こうしたら色々改善できることなど、面白おかしく伝えていけたら良いなと思っています。

どうしても体操とか、エクササイズというとハードルが上がって

子供を連れて行けるの?とか、腰が痛いからちょっと今はできないかもとか思うお母さんもいると思いますが、

難しいことはしませんので、重い腰を持ち上げて足を運んでいただければ嬉しいです。

なんせ、僕のやっていることを文字で説明するのは難しいのです…

抱っこの仕方とか、着ている服とか、履いている靴とか、そんなことの積み重ねでからだは悲鳴をあげていたりします。

百聞は一見に如かず。

一見したら、それをたくさんの方に伝えてください。

僕が説明するより、体験した皆さんの方が的確に伝えることが上手なのです。

では明日、会場でお会いできるのを楽しみにしています。

 

体幹について勘違いしていませんか

くろしお健康エクササイズクラブ

くろしお健康エクササイズクラブ発足!

今年度より黒潮町で新たなプロジェクトに取り組むことを決定しました。

都市部とは異なり、地方都市のさらにまた田舎ではフィットネスクラブなどがありません。

住民も高齢者の割合が多く、生活習慣病予防や、介護予防の観点からも運動は欠かせません。

これまでは自治体と一緒にケーブルテレビで体操番組を放送してみたり、地域の集会所などに出向いて運動指導をしてきましたが、

これまで日常的に運動習慣がないので、その場には集まってくれるものの、日々健康のために運動をすることがなかなか定着しませんでした。

そこで今年は、からだを動かすことでからだがどんどん若返って調子が良くなることを感じてもらうために “くろしお健康エクササイズクラブ” を設立します。

ただ闇雲にからだを動かしたり、鍛えたり、良くわからないままにエクササイズをするのではなく

どうしてからだを動かすことが必要なのか、どうしてその動きが効果的なのかを伝えつつ

毎週集まって、楽しみながら運動をできる場所と機会を作っていきたいと思っています。

1年かけて、ゆっくり・じっくり・しっかり、からだのメンテンスとトレーニングを行うことでどれだけ身体能力が改善されるのか、地方の小さい町からボトムアップで発信していきたいと思います。

頭ではすっかり忘れてても、からだは覚えてるものですね。

記憶からはすっかりなくなっていた怪我

学生時代、スノーボードに夢中になっていた僕は、オフシーズンのトレーニングにとスケートボードを始めました。

徐々に板をコントロールできるようになり、まあまあ調子に乗っていたのでしょう。

オーリーという技で障害物を飛び越え、着地しようとした瞬間

ブチッ!!!!

という音が、あたまの中にまで響いたと同時に、足首にものすごい痛みを感じ

あっという間に、膝から下は内出血で紫色に変化し、その場で動けなくなりました。

病院にかかり足関節外側靭帯損傷と診断され、その後しばらくギプス生活が始まりました。

伸びた靭帯は元に戻らないということは知っていながらも、当時の自分は「若いし大丈夫だろう!」ぐらいに考えていました。

日常生活に支障もあったので、予定より早くギプスを外して少し痛みを感じながらもこれまでと同じ生活に戻りましたが、

あれから17年、すっかり怪我をしたことすら忘れていました。

しかし、ちょっとしたからだの不調をきっかけに、自分のからだを色々と気にし始めて、その当時の怪我のことを思い出すことになりました。

 

からだは記憶する

思い起こすと、あの怪我から始まって小さいながらもからだの不調がありました。

自分ではすっかり治ったと思い込んで、好き勝手動いてきたのも災いしているのでしょう。

因果関係こそわかりませんが、二度の椎間板ヘルニアもそれに影響しているような気がします。

怪我のあと、からだを庇って動いていたことで変な癖がついていたのもわかります。

私たちのからだは重力の影響を受けて、それぞれに影響をしています。

からだのどこかの形状が変われば、重力の影響を受けて異なる場所に力が加わります。

ミリ単位の変化でも、距離が遠くなればそれは大きな変化になります。

記憶からはすっかり消えていた怪我も、からだにはしっかりと刻み込まれていました。

幸い、こうした仕事をしていたことで気づくことができ、改めて17年前の怪我と向き合うことによってコンディションは快方へと向かっています。

 

からだは静かに語っている

よく「人の生き様は、顔に出る」と言いますが、顔だけではなく、からだにはその人の歴史が刻まれています。

怪我や病気による影響だけでなく、姿勢や、しぐさ、声の質や、動き方や思考は、その人をそのまま現しています。

ふとした時に気づくことができるのが幸せなのか、そうでないのかはわかりませんが

気づいたときにどう感じて行動するかによって、その先にある未来は変わってくるでしょうね。

からだに痛みがあったりなかったり、からだに不満があったりなかったり、心にも痛みがあったりなかったり、自分では気づいていないそんな些細なことも、からだには記憶されているはずですから。

替えのない自分のからだ、大切にしっかりゆっくりじっくり向き合っていきたいですね。

メンタルがからだにどう作用するか、気になる方はこんな本も出ているのでぜひ手にとってみてはいかがでしょう。

男性はできる限りのサポートを

ホルモンに影響される女性のからだ

悔しいかな、男性には絶対わからない神秘的な体験、妊娠そして出産。

10ヶ月という限られた時間の中で、女性のからだは大きく変化し

肉体的な変化はもちろん、精神的な変化も大きい。

エストロゲンという排卵に関与するホルモンと、プロゲステロンという妊娠を継続するためのホルモンがある。

プロゲステロンには水分を保とうとする働きがあり、からだにはむくみや便秘などといった変化が現れる。

 

関節を緩める作用があるホルモン

妊娠中〜出産後はプロゲステロンが優位に働き、そのことで関節は緩くなる。

胎児が生まれてくるためには産道を通る必要があり関節が緩みながら拡張する、そして拡張した関節が元に戻る必要があるのでそのために関節が緩くなるのだ。

出産後、腱鞘炎など手首の痛みや、腰や肩の痛みなどが現れるのはそのためだとされている。

日々成長して重くなる赤ちゃんを長時間抱いていれば、男性でも手首が痛くなり肩が凝るのだから、関節が緩くなっている女性にはより大きな変化が現れるのは当然だ。

プロゲステロンの分泌は出産を終えると、緩やかに減少していく。

からだを産前の状態に戻そうと思うと、産後できるだけ速やかにからだを整えていく必要があるのだが、出産と同時に赤ん坊の世話が始まるのでこれがなかなか難しいのが現状である。

 

女性のからだが健やかに回復するには男性のサポートが不可欠

現在、ほとんどの家庭が核家族になっていて、男性は仕事をして女性が育児をするのが一般的だ。

仕事を休んでまで育児のサポートをするのは、なかなか難しいかもしれないが、

なるべく定時で帰宅するようにしたり、帰宅した後も赤ん坊の世話や家事に対して積極的に参加するだけでも、女性にかかる精神的・肉体的な負担は軽減される。

余裕があれば、からだに触れてマッサージをしてみたり、からだのケアに行く時間を作ってみるのも良い。

もちろん各家庭で状況は異なるので、あれもこれもというのは難しいかもしれない。

しかし、ワンオペ育児が当たり前になってくると、生活が変化するのはほとんどの場合、女性なのだ。(男性はこれまでと同じように仕事ができる)

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妻の妊娠出産を経験してわかったこと。

それは妻のためでもあり、子どものためでもあり、強いては自分のためでもあり、家族が仲良くいるために必要なことなのだ。

◎HAPPY WIFE HAPPY LIFE◎