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基本となるのは姿勢、そして立つ歩く座る動作が楽に行えるかどうか。

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そのトレーニング、本当に必要ですか?

私自身、トレーナーという立場ですが、子どもの成長を見ていると

「本当にトレーニングは必要なのだろうか?」という考えになります。

だって彼らは何のトレーニングもせずに寝返りをして、ハイハイをして、掴まり立ちをして、あっという間に歩き始めるのですから。

プロテインを飲むこともなく、ウエイトトレーニングをすることもなく、ただ日々からだを動かしているだけで、痛みや不調を訴えることもなくあっという間に成長するのです。

よくよく考えてみると、動物もトレーニングすることなく大きくなります。

ヘルニアでヨタヨタ歩く野生の動物なんかは見たことがありません。

私たちは、からだのどこかが”弱い”から痛んだり、不調になったりすると思っていますが

何をもって “弱い” のか考えたことがありますか?

 

ひょっとして”痛い=弱い”だと考えていませんか?

もし、そのように考えているのだとしたら、思い直した方が良いかもしれません。

痛みは外的なものと、内的なものに分けることができます。

外的なものの場合、切り傷や擦り傷など表面組織に外傷があり、その場所が正常に機能していないことを知らせるために痛みを感じます。

一方、内的なものの場合、表面組織に傷はなく、構造上の問題から神経系に支障が生じて腰や肩に痛みを感じます。

内的な痛みの場合、組織が悪いのではなく、多くの場合構造上の問題であることが多いのですが、痛みに敏感な私たちは “痛みの箇所=構造上弱い箇所” として考えてしまいがちです。

神経系が信号を “痛み” として伝えるのですが、神経がどこと繋がっているかによって感じる痛みや感覚の弱さ(麻痺)などが異なってきます。

上の図でみる限り、腕は頚椎、胴体は胸椎、脚は腰椎と仙骨と深い関わりがあります。

つまり背骨の構造が変化することで、アンバランスな状態になり、アンバランスな状態を改善させるがために痛みとしてからだにシグナルを送っているということができます。

 

からだ感覚に気づく

例えば、多くの人が憧れるのが腹筋がぱっくり割れたシックスパックですが

からだの構造からすると、シックスパックは機能的な腹筋の状態ではありません。

腹筋に力を入れたままの状態でいることって、息苦しいし、ものすごく疲れませんか?

写真中央に見られるのは背骨です。

背骨は、前方へと反っている形状をしているのがわかりますよ。

骨が前傾しているので、筋肉もそれに順って張力が掛かっているのが望ましいわけです。

にも関わらず、シックスパックを意識するあまり腹筋を長時間収縮させていると、構造に変化が生まれます。

伸張していたい腹筋が収縮し、反っていたい背骨が曲がってしまっていては本来のからだがあるべき状態からは遠ざかってしまいます。

からだの正面の腹筋はグッと収縮してしまうと、お腹の中の空間が圧縮されます。

後ろに控えている背骨も曲がることで、グッと前方へと圧をかけてくるので腹腔は強く圧迫され、横隔膜も前方へと垂れ下がり、胸腔までもが潰された状態になります。

それは背骨を伝って頭部まで伝わり、顎を前方へと突き出す変な姿勢を形成します。

腹筋が割れている、脚が細いなどは、私たちが作り出した美しさに対するひとつの価値観にすぎません。

本当に痛みや不調のないからだになりたいと考えているのでしたら、「からだが快適に感じるかどうか」ということにフォーカスしてみてください。

あなたは何のトレーニングをすることもなく仰向けでいる状態から一年足らずで立ち上がり、

三年目には、そこら中を自由に駆けまわっていた素晴らしいからだの持ち主です。

きっとからだは本来の力とバランスを取り戻してくれることを教えてくれるはずです。

 

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Hirota Kobayashi
ボディワーカー・パーソナルトレーナー
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