なんとも挑戦的なタイトルのワークショップでした、間違いだらけの体幹トレーニング。

コバヤシヒロタ
Illustration drawing style of dog

間違いだらけの体幹トレーニング

なんとも挑戦的なタイトルのワークショップです。

20年前ぐらいから「コア」とか「体幹」「インナーマッスル」という言葉が出始めました。

インテルに所属していた長友選手の活躍もあり、一般的な言葉になりましたが

一般的になったと同時に、誤った認識が広がっているようにも感じるようになりました。

かくいう自分も、ずいぶんと長い間「体幹」というものを誤解していました。

だからこそ「体幹」とはどういったもので、どのように機能し、どうやったら能力を高めることができるのか、正しい情報を伝えたいのです。

 

誤った認識のもとに進められるトレーニングは望ましい結果を導きません。

もし、お腹を硬くして、息を止めて、からだをプルプルしながらやってるようなら…

残念ですが、体幹トレーニングにはなってない可能性が高いです。

体幹という言葉が作り出すイメージは、硬くて太くて強靭な木の幹を想像するかもしれませんが、

木の幹は鉄のように硬いわけでもないですし、太さも木々によって異なります、台風によって折れる木もありますが、柳や竹のようにしなやかに曲がり折れることが少ない木もあります。

もし体幹トレーニングと聞いて、息を止め、お腹をぎゅっと縮めて硬くすることをしているようでしたら、一度、冷静になって考えてください。

4本の足で立っている動物は、お腹を硬くしてプルプルしながら立っていますか?

はいはいを経て、2本の足でアンバランスな状態で立っている私たちですら、

立つときにお腹を硬くすることなくいるのに、体幹トレーニングをしようと手をついたからプルプルする…ってそんな話はおかしいと思いませんか??

本来、体幹が持つ機能というのは「状態を安定させること」です。

英語でいうと stabilize で、 日本語の体幹トレーニングに当たる英語は Stability training です。

どんな状態でもからだを安定させるために、必要なことを如何に効率よく(楽に)行えるかがポイントになります。

ワークショップでは3時間ほど、バランスボールを使って色々な動きを行いましたが

終わってみると、みなさん姿勢に良い変化が起きていましたね!

たった1日でマスターできるだなんて思ってないでしょうけれど、ワークショップで感じたことを日々の暮らしの中で実践して行ってくださいね◎

ワークショップで使ったバランスボール(スタビリティボール)はこちらで購入できます。

色はお好きなものでいいですが、大きさは55cmがベストですよ!

わからなくなったら個人セッションも行なっています、いつでもスタジオへお越しください◎

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