背骨を動かす

コバヤシヒロタ

背骨を動かすと、からだを楽に動かせる

 

「背骨を動かす」と言うと「??」となるかもしれません

 

「背中??普通に動かせるし!」と思うかもしれません

背中を動かすとは違いますよ、「骨」、背骨、からだの奥の方にある脊椎のことです

 

どうでしょう? 意識して背骨を動かそうとしたことってありますか??

おそらく、普通に暮らしていて背骨の動きを考えることはないのではないでしょうか

 

お腹を引っ込めたい、脚を綺麗に見せたい、もっと競技成績をあげたい、不調を無くしたい

それ、ひょっとすると背骨を動かすことができると、変わってくるかもしれません!

 

背骨はからだの大黒柱

背骨(脊椎)は、頭から脚までからだ全体を繋いでいるので、背骨がなくなるとからだは崩れ落ちます

もし、背骨を物干し竿のようにまっすぐ一本に伸びたものだと思ってたら…

これを機に、その考えを改めてもらえたら嬉しいですね

 

大黒柱というと、家の中でも重要な位置にあって、家全体の重さを真ん中で支えているもの

 

背骨もからだの中でも重要な位置にあり、大黒柱のように重要な役割を担っていますが

ひとつひとつの背骨は小さい筋肉や靭帯などで繋がっているので、拗れたり、曲がったりすることができて、大黒柱とは少し異なります

 

また、脳からの中枢神経系が背骨に沿うように伸びているので、それらを保護することはもちろん、生命の存続に関わる重要なことを伝える役割を果たしています

 

つまり、背骨は動かすことができ、また背骨を動かすことでからだの末端へと動きを伝える働きも持っているのです

もちろんその逆で、からだの末端から動きが背骨へと伝わる(刺激を受容する)という働きもあるわけです

 

これは、高齢者を対象とした運動教室での板書ですが

 

からだのことを知らずにからだを動かすことは、地図も持たずに知らない街を歩くようなもの

 

これからどこを、どのように動かすか予め情報を入れておき

また、動く範囲や動くメカニズムなどもイメージしやすいように知っていると

実際にからだを動かしていく時の感覚が変化します

(これも脳神経系と筋骨格系の連動)

 

からだの中でもあまり意識して動かそうとしない部分、そこを意識してイメージしながら動かすことができると

からだに変化が生まれるのを感じることができるようになります

 

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