ローマは1日にしてならず

コバヤシヒロタ

現在地がわからないと、ゴールからの道をたどることはできない

 

トレーニングには必ず目標(ゴール)が設定されます。

ゴールへ辿り着くためには、現在地がわからないと進むことが難しくなります。

 

例えば、トレーニングに臨むにあたって

体重を減らしたい、不調を改善したい、からだを大きくしたいなど、人は目標を設定しますが

 

その目標設定をする以上、現状の把握がなされていないと正しい目標達成までの道筋を知ることは難しくなります。

 

日々の積み重ねが「いま」を作る

今という結果に満足ができないのなら、きっと今に到るまでの行いがよくなかったのでしょう、

全ては自分の行いの結果ですから、自分の行いについて振り返ったり、行いを改めることなく、これまで通りに振舞っていたら思い描く未来に行き着くのは難しくなります。

いま太っていて、何ヶ月後かには痩せていたい。

いくら筋肉を増やしたら基礎代謝が上がるとはいっても、筋肉を増やそうと思っても努力なしには増えません。

いま太っているなら、基礎代謝をあげることより先に、一日の摂取カロリーを見直す必要があるでしょう。

 

不調を改善するために筋トレを頑張っても…

日頃の姿勢がバランスを失って崩れていたり、自分のからだの動かし方や、体調管理のやり方を間違っていたとしたら

それは、筋トレをする以前の話です。

 

 

それについてよく知らなければ、思うようには進まない

 

プログラミングを知らない人が、スマホアプリを作ろうとしても思うように進みません。

あの人がやってたから自分にもできるだろう、ではうまくいくわけがないのです。

 

設定した目標に対して期待をしてしまうから、進捗状況が停滞しているように感じたり、

期待値を高く設定しすぎて、現状の把握をすることなくがむしゃらに取り組んで調子を悪くしてしまったり…

 

「いま」以上のことに臨むんですから

 

自分のことについても、それについてもよく調べ知識をつけることが大切になります。

 

ローマは一日にして成らず

 

からだを変えるということは、ローマ帝国を作り上げるのと同様、1日1日の積み重ねです。

 

日々の暮らしの中にある、自分の姿勢や、それに基づくからだの動かし方(癖)

 

そして食事・運動・休養が、明日のからだを作ります。

 

いついつまでに〇〇になりたいと思うなら、これまで以上のことを強いられますが

これまで以上にストレスがかかることを、果たして継続できるのでしょうか?

 

それよりもじぶんのからだと向き合い、時間をかけて特徴を知り、注意を払って細かいところまで観察し、自分のからだに自信が持てるようになる方がより自然ではないでしょうか。

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