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「体幹」を正しく理解する③

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体幹とは、内部にある空間を含む “概念”

 

私たちは言葉を使って意思疎通を図っているけれども、言葉の定義はそれぞれ異なる

 

例えば「お茶を飲む」という言葉では、お茶が紅茶なのか緑茶なのか麦茶なのかわからない

 

それだけでなく「今度 “お茶” しよう!」と複雑化して使われることもある

 

「体幹」という言葉についても、ひょっとすると大きな勘違いをしているかもしれない

 

 

好きなことについては詳しく知ってるけれど、からだについては何も知らない

多くの人は、好きなアーティストや、スポーツ、趣味のことについて詳しく知っている

 

住んでいる家についても、

何がどこにあって、クローゼットの中はどんな風になっているか思い浮かべることができる

 

だけど

 

生まれてからずっと一緒だった自分のからだのことについて多くの人は何も知らない

 

骨の数、筋肉の付着している位置、関節の動き方、生理的なメカニズムの起こり…

 

からだについて何も知らないのに、

トレーニングを “やってる” ように、からだを動かして何が変わるのだろうか

筋肉が大きくなる?

筋肉の幅が大きくなると、関節の動きが制限されるけれどそれでいいのだろうか

 

脂肪がなくなってお腹が凹む?

からだの中から脂肪が無くなることで、私たちはシワシワになってしまうけれどそれでいいのだろうか

 

体重が減る?

からだの半分以上が水分で、脂肪層以外の組織には水分が蓄えられているのに、体重が減ることを喜んでいいのだろうか

 

これまでのポストで、体幹が表面的なものではない!ということには触れてきた

 

言葉とイメージに騙されてはいけない!

大切なことは、感覚器でもあるからだで何を感じるかだ!

 

からだの皮膚の内側には、あなたが見たことのない世界が広がっている

 

脂肪層があって、その下に筋肉があって、それらは筋膜というもので包まれていて、

筋膜はとても固く、それでいてしなやかで、脂肪層と筋膜の中間に神経があって、

その神経はメスでは切ることができないほど硬くワイヤーのような形状をしていて…

筋肉は何層にもなり、からだの深部に行くほど組織は薄く小さくなっていく

 

私たちは目に見えるものだけを動かし、トレーニングをして鍛えているつもりだが

それは決して表面上だけの変化では強化することはできないものだ

 

痛みや不調が起こるのは、予兆である

筋骨隆々なからだになれば、痛みや不調から解放されるなら、こんなに楽なことはない

 

痛みや不調は、筋力が不足しているから起きるのではなく、

本来あるべきポジションでないこと、あるいは器官が正しく機能をしていないことを知らせるからだからのサイン(兆し)なのだとしたら…

 

からだの表面だけでなく、からだの内側(芯部)も含めた “体幹” がわかってくると、全てに置いてパフォーマンスが向上するはずである

 

からだの内側にアプローチすることができるもの

今のままのからだで、内側にアプローチすることができるもの、それは呼吸である

呼吸によって、私たちは内側の圧力を変えることができ、内側の圧力が高まると “膨らむ”

 

疲れたときに深呼吸をするのは、内側を膨らませてからだの巡りが良くなるから

 

深い息をすれば、お腹の中のスペースが大きく膨らみ、からだがひと回り大きくなる

それは風船が膨らむように、横隔膜だけで隔てられた二つの空間を押し広げ、

骨盤底筋を伝わり足へと伝わり、背骨の上に乗っている頭へと伝わり、肩から腕へと伝わる

しっかりと地に足をつけ、その反発を背骨を伝って空へと伸ばして立つ

グラウンディングされた足から伸びる反力は、しっかりとした軸を作り、そこから動く手足はぶれにくくなる

つまり “体幹” とは息を止めて、お腹を固くする動作をすることではなく

呼吸に合わせながら、からだを膨らませ、それによって楽にからだの隅々まで内側の圧を伝えられる状態で動くことなのだ

 

呼吸によってゆったりぽっこりしたお腹に変化をつける

犬やネコ、鳥や魚、いろいろな動物を想像して、その中でお腹が割れている生き物はいるだろうか?

私たち人間も、かっこいいとか可愛いとか、綺麗だとか、オシャレだとか、そうした感覚を知らない赤ん坊のころはお腹がぽっこりしている

 

赤ん坊はふらふらと不安定なようにも見えるが、頭が重いけれど意外と安定していて、強い力を出すことができる

 

日本の国技とされている “相撲” の力士も、ぽっこりしたお腹をしているが、

大きなからだのほとんどが筋肉で(脂肪ではなく)、力強い体躯から繰り出される

しなやかで力強い動きは、あっと驚かされることもあり人々を沸かせる

大相撲の関取や、赤ん坊、他にもいろいろな動物から想い起こしながら

呼吸と動きの連動ということを感じ、からだを拡張しながら、

楽にからだを動かすことができるよう、じぶんのからだと向き合う時間、

それが 本来の “体感トレーニング” だ

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Hirota Kobayashi
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