今年も、高知県宿毛市にある小高い山の上にあるかわいい小学校で、キャリア教育の講師として声をかけてもらったので、体育の特別授業を行ってきました。
この小学校へ行くのは今年で3度目ですが、不思議と気持ちが落ち着くので毎年の楽しみだったりします。
毎年新しいことにチャレンジしてもらうようにしていますが
今年は「運動神経のいいからだ」になるための、からだの動かし方と理論を紹介しました
運動神経のいいからだというのは、筋肉が柔らかくて、力の出し入れを自在にでき
グミのような弾力性がある状態であることです。
そのためにはまず、からだに力を入れてギュッと硬くするのではなく、力が程よく緩んで張力が保たれた状態で、いつでも動く準備ができている状態に気づくことです。
からだは心(精神)に影響されますし、その逆もまた同様です。
例えば頭痛があって、なんだか気持ちまでイライラしてしまったということはありませんか?
または、すごく怒っているときにお腹にギューっと力が入っていたことはありませんか?
私たちのからだは知らないうちに、外部からの刺激(ストレス)に対して勝手に反応してしまいます。
黒板を爪でキーッと引っ掻いた音を聞くと、読むだけでも肩をすくめたくなりませんか?
と、こんな風にからだがどう機能しているかを知っていたら、
その性質を利用すれば簡単にからだを(反応がいい状態に)変えることができるです!
本質に近づくための目標と評価
授業では、今日の目標である「からだの柔らかさ」について説明をし、それを評価するための方法を紹介して、身近なもので行うエクササイズに触れていきました。
幡多青少年の家で行っている親子ワークショップでも、同じようなエクササイズをしていますが
子どもから大人まで、誰がやってもからだのパフォーマンス(柔軟性や強さバランス能力など)が高まることは、何かからだの本質に触れているから…だと思っています。
今日も、子どもたちより先生方の驚きが面白かったですが、こんなことでからだが変わるということを理解してもらえたら、先生からも2次、3次的に想起させることができるので、またの訪問が楽しみです。
おまけ
特別授業のあとは、お昼ごはんに給食をいただいてなんとも不思議な感覚に…
ごはんと牛乳。
子どものころは何も思わなかったけど、これってすごく不思議だと思いませんか?
だって定食屋でお茶の代わりに牛乳が出てきたら「え??」ってなりませんか?
ごはんと牛乳の組み合わせは、学校の7不思議に数えられるかもしれませんね。