未だ知られざる人間のからだ

コバヤシヒロタ
私たちはまだ多くを知らない

「無知の知」とは、古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの、「知らないことを自覚する」という哲学の出発点に向かう姿勢を簡略して表現した言葉

 

21世紀、テクノロジーが日に日に進歩していても、まだまだ知らないことがたくさんある。

 

(そもそも21世紀だからどうしたという話でもあるけれど)

 

そして今日もまた、からだの魅力に取り憑かれてしまった人を興奮させる「筋膜」についてのとびきりのトピックスが!!

 

ここ数年、筋膜リリース・筋膜はがし などの言葉で、一躍脚光を浴び始めた「筋膜」

 

これも少しでも勉強した人なら、はがすという表現は使わないだろうし、ある日突然 筋膜リリースという言葉を使ったりはしないだろうけれども、世の中は大商業時代。

 

ある時を境に、筋膜ビジネスがニョキニョキと成長してくる。

 

だけれども、筋膜という存在に対して、誰も明確に定義することができないでいる。

 

これまでは存在は知られていたけれど、ないものとして見られていたものなのだから、そのことについての見識やデータなんかはまだまだ揃っていない状態。

 

こうやって今も、骨は筋膜系が起源となっている人体で最大の結合組織であるという新たな論文が発表されるのだから!

確かに、筋骨格系は発生学的には同じ胚に由来しているけれど

 

(どうやって取り出したかわからない)この結合組織としての”骨”を見ると、なるほどなぁと思う。

 

簡単に筋膜なんとかとは言いたくないけれど、筋膜って面白い!

 

新しい知識がどんどん出てきて、これまででわかったと思われていたことが覆ったり、新たな常識で書きかえられたり、これだから人体は面白い!

からだを動かしながら新しい知識を経験していける柔軟な思考で、自分のからだも乗りこなそう!

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