からだの話:骨盤と呼吸

からだは連動する

骨盤と呼吸が深い関わりを持っているってどれだけの人が思っているでしょうか。

 

呼吸をサポートしているのは呼吸循環器なのに、骨盤が関わってくるなんて…

 

だけど、どう考えても骨盤と呼吸には深い関わりがあるんです。

骨盤と骨盤底筋群

全体としてのシステムとして機能する

例えば、こうしたイメージがあるとわかりやすいと思うのですが、呼吸によって横隔膜が上下することで、骨盤へも影響を与えます。

呼吸に関わる内部空間の変化 pintarestより引用

呼吸によって私たちは、体内に変化が生じます。

 

お風呂に入っているとき、深呼吸をすると浴槽からお湯が溢れますよね?

 

呼吸によって体積に変化が生まれています。

 

水圧によってからだは潰れそうになっているのに、呼吸によって楽々と形状を変え、環境に変化を及ぼすのです。

 

呼吸によってお湯が溢れるのは、呼吸循環器系だけの変化でしょうか?

 

お湯が溢れるとき、胸から上だけのお湯が溢れるのでしょうか?

 

浴槽全体の変化があり、結果としてお湯が溢れたのではないでしょうか。

同じように、からだも胸のスペースだけではなく、からだ全体での変化があったと考えることができます。

 

全体で機能したときの個別の働きはどうなっているのか

 

呼吸をしている時の呼吸器系の動きというのは、なんとなくイメージがつきますが、骨盤はどのように機能しているのでしょうか。

 

そもそも横隔膜が動くのですから、対角にある骨盤底筋群が動くのは当然です。

 

骨盤に付着している筋肉が動くわけですから、骨盤自体も動くということになります。

骨盤は3つの骨から構成されていて、筋肉や靭帯などの結合組織によって連結され、上肢と下肢に力を振り分けるからだの中心の名称ですから、骨盤を構成するそれぞれの骨の機能は互いに異なるのです。

 

全体がシステムとして機能するのであれば、個としての機能がアップデートされると、全体のシステムも同じようにアップグレードするわけです。

 

からだへの本質的な理解を深める

ワークショップでは、「骨盤が歪んでいると…」というような、テレビや雑誌で取り上げている話ではなく、自分のからだのことをもっと知りたいと思う話をしていきます。

ここでしか聞くことのできない、ここでしか体験できない、唯一無二な経験です。

 

骨盤について、それを構成する「腸骨」「恥骨」「坐骨」それぞれの役割と働き、それらがどのように連動してどのようなシステムとして機能しているか、それによってからだがどう変化するか興味がある方は、からだの話に参加してみてくださいね!

 

 

 

骨盤を締めようとすることで生じる悪循環、おなかはポッコリ膨らんでたい!

腰が痛むのは、骨盤が歪んでるからだ。

きっと骨盤が緩んでるから、歪んでしまったに違いない!

 

そうして、せっせと骨盤を締めるためにあれこれエクササイズをしていませんか?

 

残念ですが、いくら骨盤を締めても腰痛は根本的に良くなりませんし、歪みも治りません。

 

そもそも骨盤を締めるためには、骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋)が動かないと締まりませんし

 

骨盤の底を締めようとしても、骨盤の上部は開いてしまいます。

これは骨盤の底にある筋肉を上から眺めた図になります。

 

骨盤は、複数の骨が集まって、すり鉢型をしていますが、すり鉢型の底がぎゅーっと締まっていくと…

 

すり鉢の上の方は逆に開いていってしまいます。

 

もし、骨盤がドラム缶のような円柱状のような形だったとしても同じことです。

 

なぜなら、骨盤は内臓にとってのハンモックのようなものなので、しっかりと重さが伝わった方が “すり鉢状” の骨盤は閉じようとするからです。

 

骨盤の底(骨盤底筋群)に内臓の重さがしっかりと伝わった時、骨盤底筋群はその重みで伸ばされます

 

そもそも、歪みって骨盤だけで起きているのでしょうか

多くの人が、骨盤の歪みを気にするのが不思議でならないのですが

 

骨盤だけが歪むと思っている人は、足が地面についていないのでしょうか。

 

私たちだけでなく、地上で暮らす全てのものには1Gという重力が加わっていて、重さが上から下へと伝わります。

 

そして重さが下に伝わったと同時に、反発する力(斥力)がからだを上がっていきます。

 

地面にボールを叩きつけたら、ボールはぽーんと跳ね返りますよね?

 

そもそも骨盤が歪むのなら、当然その終わりの足も歪んでないといけないわけですが、多くの方は骨盤が歪んでいると言われると思考が止まってしまうようです。

骨盤が歪んでいるなら、また接地している足も歪んでいるはずで、むしろ足が正しく地面を捉えることができていないから、骨盤が、そして背骨が、そして肩や首が歪んでしまうのです。

 

足がしっかり地面を捉えることができていないのに、骨盤をギュウギュウに締めてしまえば、股関節は可動域を失い、足はさらに不安定な状態になってしまうわけです。

 

基礎が傾いた家が傾くように、不安定な足元ではからだが安定することは難しくなるので、一層骨盤を締めてしまうわけです。

 

考え方を変えてみましょう!

 

一般的に骨盤を締めるということは、左右2本ある足(軸)を1本になるかならないかぐらいに締めるという行為をさします。

 

昔、学校で習った「気をつけ」の姿勢です。

 

脚の(骨格的な)始まりは股関節ですから、骨盤を締めるという行為で2本ある軸を1本にし、そして不安定になるのです。

股関節は球面で骨盤と接していて、たくさんの筋肉がここを経由してからだを動かしていましたから

 

骨盤を締めるという行為は、からだ安定させるという本来の目的からは大きくズレてしまっています。

 

また骨盤を締めることで、からだの内側にある内臓は重さの伝える先を失ってしまい、宙ぶらりんになって不安定な重心をさらに不安定なものにしてしまうのです。

子どものおなかはポッコリと膨らんでいます。

 

犬や猫、クジラやイルカ、鳥やカエルなどの生き物のお腹もポッコリと膨らんでいます。

からだの内側の重さがしっかりと伝わることで、内側にスペースが生まれ、動きが大きくなるのに、自分からそのスペースを潰してしまっているのはなんとも勿体無い話ではないでしょうか。

きれいに開脚をするためにも、股関節に力を入れてお尻を締めるということはできれば避けたいものですね。

 

お尻はギュッとしているより、ぷりんっとしてた方がかんたんに開脚ができる。

開脚をするということは、股関節を動かすということです。

そのために、股関節の構造について触れていきましたが、股関節の構造についてはなんとなくイメージできるようになったでしょうか。

 

では股関節に対して直接影響を与える筋肉はどんなものがあるのでしょうか

 

まずは大腰筋、背骨からぐーっと骨盤を撫でるように下へと下がり股関節にひっついています。

ついで腸骨筋、これは太く短い筋肉が骨盤の内側から始まって股関節へ。

 これらの筋肉を合わせて「腸腰筋」と呼んだりするのですが、聞いたことはあるでしょうか。

 

余談ですが、テレビや雑誌で筋肉の名前を目にしたり、耳にすることもあると思うのですが、それがどこから始まってどこに続いているのか知らなければ、知識としてはあまり役に立ちません。

東京スカイツリー、エッフェル塔、ピサの斜塔、なまえを聞いたことはあるけど、どうやったらそこへ辿り着けるか知らなければ、その場所へは行くことができないのと似ています。

 

股関節に影響する筋肉はこれだけではありません。

中臀筋と小臀筋、これらは骨盤と股関節を外側で繋いで安定させています。

内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋、梨状筋、おそらくここで名前を見ることがなければ一生知ることのないであろう筋肉たちは、骨盤の内側(深部)で股関節と繋がっています。

そして外側広筋、これは股関節と膝を繋いでいます。

 

背骨から始まり、膝まで、10の筋肉が股関節に直接的に影響を与えているということがわかりました。

 

左右を合わせると20になります。手足の指を合わせて20本ですから、それらを同時に動かすのと同じようなもの、20もの筋肉をそれぞれ意識して動かすなんて無理ですよね。

 

手足の指ならまだしも、名前も知らない、場所も知らない、あることすら知らない、動かし方も知らない筋肉を左右合わせて20もなんて無理に決まってます。

 

でも今回1つわかったことがあるのではないでしょうか。

 

股関節は、背骨から膝まで影響を与える大きな関節だということ。

 

大きな力を生み出すことのできる股関節ですが、膝や足首とちがって、関節が球体の動きをします。

 

関節が球面であるということは、安定性を得るためには複数の方向からの支えが必要になるということです。

 

複数の方向というのは、球体へと力を伝える可能性のある全方位のことになるので、日ごろ脚を決まった方向、決まった方法でしか動かさない人は、股関節の安定性が悪いということが言えます。

 

え、そんなことないよ!と思うかもしれませんが、安定というのは、固定と違うのです。

 

安定というのは、いつでも球面にかかった力をどこにでも受け流せる状態のことをいいます。

 

一方で、固定というのは、球面にかかった力を一定の方向にしか受け流せない状態のことをいいます。

 

お尻をキュッと縮めていると、縮んだ筋肉によって力の伝わり方を止めてしまうのが想像できます。

 

股関節は、背骨から膝まで影響を与える大きな関節だからこそ、

特的の筋肉を緊張させることなく、全ての筋肉がリラックスした状態で、

つまり、立ったばかりの子どものようにお尻がプリンとした状態でいたいのです。

産後、子育てで疲れたおかあさんのからだに効果のあるエクササイズ

子育てをしているおかあさんのからだのメンテナンス

黒潮町子育て支援センターで、おかあさんのためのコンディショニング教室を行いました。

 

子育てをしていると、授乳や抱っこで前かがみの姿勢が多くなります。

 

そのために背骨がぎゅっと丸くなり、肩と骨盤が前に引っ張られて傾いてしまうので、

 

腰や肩の不調を感じるようになります。

 

背骨に対して垂直な力(重力)を”正しく”感じて、姿勢を正すことができるように、

 

子育ての合間でできるコンディショニングを紹介しました。

ついつい、子どものことに意識が向いてしまって、じぶんのからだのことは後回しになってしまいがちではないでしょうか。

 

産後は特にホルモンに左右され、子どものことを優先してしまうのは仕方がないことなのかもしれませんが、じぶんのからだの不調をそのままにしておくと、その先の不調の原因を作ることにもなります。

 

子どもの成長を見守るためにも、女性として母親として、じぶんのからだのケアもしっかりしておきたいものです!

 

子育てや女性のからだのことを、男性の私が語るのもなんだか気後れするので、

 

興味がある方は、産婦人科医でスポーツドクターの高尾美穂先生のブログをチェックしてみてはいかがでしょうか。

私も、昨年ワークショップに参加してお話を聞きましたが、興味深い内容に目からウロコがこぼれ落ちっぱなしでした。

 

このおかあさんのためのコンディショニング(子育て支援センターとしては”リラックス体操”と表現しています)は、来月もありますので、お誘い合わせのうえご参加ください。

 

2月19日(火)10:00〜11:00

@黒潮町佐賀保育所

 

お問い合わせ先黒潮町子育て支援センター(大方中央保育所内) 
高知県幡多郡黒潮町入野5695 電話 0880-43-0512
開所時間 9:00~17:00 (土・日・祝日はお休みです)

くろしお健康エクササイズクラブ

ロコクロ体操から5年が経過した2018年

 

フィットネスクラブや公営の運動施設のない黒潮町土佐佐賀で始まった

 

くろしお健康エクササイズクラブ

 

ただ運動するだけじゃなく、楽しみながらからだを動かして、からだについての知識もつける

 

そんなからだ育成型のグループエクササイズを行ってます。

 

今年は1年かけて、1歳以上若返ろう!!

 

というテーマで、からだの整え方、からだの鍛え方、からだの動かし方を学んでいきます。

 

参加者の平均年齢は、、、オーバー60!!!

 

ですが、みんな積極的で年齢を感じさせない若い方が多いのがまた面白い!!

 

クラスは運動半分、おしゃべり半分ですが、1回でもしっかりからだが変化しています。

クラスでの運動を、習慣として生活に落とし込んでいくのが難しいのですが

 

1時間でのからだの変化を感じることで、少しは生活の中であれこれやってもらいやすくなると思っています。

しなやかで柔らかいからだは若さの証!!

 

この変化を定着させるために、楽しみながら家でもからだを動かしてもらえるといいですね!

 

1年後、どれだけからだが変化しているのか今から楽しみです!

今年はパッカーンと開脚できるようになろう!

僕が開脚を推す理由

いちばん大きな理由は、一番使えていない場所だからです。

 

開脚をするのにコントロールをする箇所はどこかわかりますか?

 

そう!股関節、つまり Hip Joint です!!

私たち日本人が考えるヒップはお尻かもしれませんが、正しくは股関節です。

 

このようにヒップの位置を間違えていたり、股関節の形や動きを知らなかったりすると

 

動かそうとしても、動かすことができませんから、形状をしっかり覚えておいてくださいね!

 

開脚するのに必要なのは、股関節の動き

股関節周辺には、ざっと見渡しただけでもこれだけの筋肉が関わっています。

 

さらには、後ろ側にある臀筋群や、深層外旋六筋、骨盤底筋群なども加わるので、これらの筋肉群を感じながら動くというのはなかなか難しいのです。

 

上半身と下半身をつなぐ上でとても重要な場所だから、たくさんの筋肉が入り交じっているのですが

 

その重要な場所を動かすことができないってのは、問題だと思いませんか??

 

腕は自由に動かせるのに、、、

不思議なもので、私たちは手(腕)と脚といった風に考えます。

 

しかし、生まれてしばらくしてからは、前脚と後ろ脚を巧みに動かして移動していました。

 

前に進むときに、ほふく前進みたいに前脚(手)の力で引っ張っていましたか??

 

その当時の記憶がなくても、前後の4本の脚を上手に使ってどれが優位になるわけでもなく動かしていたはずです。

 

なのに、いつしか手先の器用さが上がった頃から、だんだんと脚のコントロールが苦手になっています。

 

腕と脚の骨格はほぼ同じ形状なのに、私たちが脚と呼んでいる部分の動きが劣っているなんて…

 

ちょっと運動能力としては退化していると言えるかもしれません。

 

苦手なことに取り組んでみてわかること

開脚するのって、なんだか痛そうで無理だと思いますよね。

 

我流でやればそれは痛みも感じるかもしれません。何より腕ほど動かせないんですから当然です。

 

脚を腕のように動かせるようになるには、長い歳月がかかるかもしれませんが

 

開脚というのは、股関節を滑らかに動かすことでできるようになります。

 

股関節というのは、後ろ脚の付け根のことを指し、多くの人が苦手なのはこの部分を動かすことです。

 

では、前脚の付け根、肩鎖関節または肩甲帯、はどうでしょうか。

 

なかには四十肩、五十肩で動かすのが苦手な方もいますが、股関節ほど苦手な方はいないはずです。

 

つまり、腕(前脚)を動かすように、動かしてあげることが、開脚をするためには大事になります。

前脚の骨盤にあたる肩甲骨は、腕の骨と繋がっていて、後脚の骨盤は、脚の骨と繋がっています。

 

からだのどこかに入っている力を抜いて、力を出すことで苦手を克服することができ

 

これまでどれほど不必要な力を入れていたかに気づくことができます。

 

気づこうと思えばすぐできたのに、ずっとできなかったこと、あるいは苦手だなという意識で避けてきたこと、これらを体験できると、もう前のように固まってしまうことができなくなります。

 

からだの調子を高く保つために

こちらは長い動画ですが、個人セッションに臨む前に開脚をしながらコンディションを整えているものです。

からだの中で一番使えていないということは、サイドブレーキを引いたまま車を運転するようなもの

 

その部分を多少でも感じることができるようになると、からだの中で大きな変化が生まれます。

 

1つは、後ろ脚でテコを使って力を楽に伝えられるようになること。

 

もう1つは、不安定な足場でも安定した状態を維持できるようになること。

 

そして腰痛や、肩こり、便秘などの不調がある方は、比較的短時間でその変化を感じることができます。

 

開脚ができるようになるということは、ただ単純が柔らかいというだけでなくて

 

からだの重さを自由に下へと伝えること、その逆で下からの力を上体へと伝えることです。

 

動きに一体感が生まれてくるので、動作は安定して、力強さが出てくるのです。

開脚をしてみたくなったらぜひ、思い出してくださいね!

 

また開脚についてはエントリーを書きたいと思います。それではまた。

 

からだの記憶を書き換える

1gでからだは変わる

はじめてピアスをつけた時、なんだか耳が引っ張られるなぁと思った経験はありませんか?

 

たかが数グラムでも、からだはその重さを感じて反応します。

 

だけど、それに慣れてしまうと、はじめに感じた反応(変化)を忘れてしまうのです。

 

忘れてしまうというより、からだが先回りして備えてしまうといった方が正しいかもしれませんね。

 

ピアスに限らず、髪の毛が肌に触れたり、足で小石を踏んだり、

 

ささいなことでもからだは “違い” を感じて反応します。

 

恒常性を求めるからだ

 

以前、からだの恒常性ということについてのエントリーを書きましたが

 

「違和感」というのは、からだの在るべきポジション、在るべき状態と比較して感じるものです。

 

その在るべき状態というのは、私たちが思う

 

腹筋が6つに割れているとか、モデルのように歩くとか、そんなことじゃないんですよね。

 

もっと本能的で、もともとからだに備わっている感覚なんです。

 

感覚は書き換えられる

学校に通うようになり「気をつけ」を習い、その姿勢が「まっすぐ」だと思うまで、正しく立てていたんですよね。

 

それが習慣的になり、いつしか「まっすぐ」というのが「気をつけ」にすり替わってしまい

 

そこからなし崩しに、からだが持っている身体感覚が書き換えられてしまったのです。

 

「気をつけ」の姿勢をとるとき、お尻にぎゅっと力が入ってしまいませんか?

 

そんなにお尻に力を入れて立っている生き物は、おそらく私たちだけではないでしょうか。

 

本当は1グラムの重さ、1ミリの厚みでも感じられる身体感覚を持ち合わせていたのに

 

いつしか「こうでなければならない」とか「こうありたい」という自分本位な考えから、本来「在るべき姿」から遠ざかって、その感覚を忘れてしまったのです。

 

忘れていた感覚を呼び起こす

しかし、頭では忘れてしまったものの、からだの感覚としては記憶の奥底では覚えているのが「本能」であり、備わっている身体感覚です。

 

私たちは、目に見えるものや存在感の大きいものには敏感に反応することができるのに

 

目に見えないものや、存在感の小さなもの(特に小さな数で表されるもの)はあまり敏感に反応することがありません。

 

しかし、その小さな存在や、目で捉えることができないものこそ、私たちのからだ(脳神経系)が無意識下で処理をしている重要な情報だったりするのです。

 

思考を変える

100キロの重さをあげることもすごいですが、1グラムの重さを正確に伝えることも同じようにすごいわけです。

 

ついつい100キロの重さをあげることができる筋肉に目がいってしまうかもしれませんが、

 

1グラムを感じることができなければ、同じように100キロの重さも感じることができないでしょう。

 

そもそも100キロの重さをあげる機会なんて、普通に暮らしていたらありませんけど、1グラムに表される小さなことができなければ、その先のことはできないのです。

 

トレーニングというとなんだか重い方がやった気にはなりますが、

 

(1グラムよりは大きな力ですが)輪ゴムが締める力を使って、無意識下にある身体感覚を呼び起こすことに挑戦してみてください。

1グラム、輪ゴムひとつで、からだは変わります。

 

自分のからだへの意識ひとつで、からだはどんどん快適なものに変化するのを感じてみてください。

 

赤ん坊がからだの自由度を獲得するように、その(忘れていた)感覚に慣れ、さらに磨きをかけて自分のものにしてください。

 

世界を変える、からだのがっこう始めます

動きの基礎を学ぶ

この1月から始まる「からだのがっこう」では、機能解剖学に基づいた動きの基礎を学びます。

 

ただ教えられたことをするのではなく、からだ(の不調)と向き合いながら、主体的に考えて動きの基礎を身につけることを目的としています。

 

私たちは、身長も体重も、生活様式も違うし、傷病歴や不調を感じる時もすべてが異なるのに、腹筋と背筋、あるいはスクワットをしてそれらが良くなるか…考えてみると解ると思うんですが、

 

全ての人が同じことをやって、同じような結果が出ることはありません。

 

まして、自分以外の誰かが、自分のからだを良くしてくれるなんてこともありません。

なので、いつ、何回などと運動のタイミングを決めてもらおうなんて思わないでください。

 

じぶんと向き合いながら、生活の中でからだにとって良くないことは積極的に変えていくことが必要ですし、

全て、自分のからだを通して、感じたことに対して、自分でリアクションできるようになりたいのです。

 

不快に感じることは止める、快適になるためにはどうすれば良いか考える・

ストイックに取り組める人もいれば、ゆっくりと確認しながらスローペースで行いたい人もいるでしょう。

それらが個人個人のからだの特性となって、日ごろの暮らしを作りますし、非日常なときにも影響をします。

 

からだの動きは、その人の思考を変え、暮らしを変え、世界をも変えます

 

しっかりじっくり時間をかけて、からだについて、動きについての基本を学んで、

今より自由なからだを手に入れてみませんか。

 

子どもからお年寄りまで、すべての人に有益な動きの基礎を教えています

基礎ほど大事なものはない

不思議なもので、私たちは当たり前のことをついついないがしろにしがちだったりします。

当たり前というのは、基礎的なことをいうのですが、、、

基礎的なことでバリエーションが増えると、それは応用・発展ということになります。

例えば、サッカーで言えばボールを蹴る・止めるというのは基礎的なことで

もっと噛み砕いて考えると、立つ・歩く・走る・ジャンプするなども基礎的なことの基礎になります。

基礎の意味がわかっていなければ、基礎ほど退屈なことはないのかもしれませんが、

ボールを蹴る、止めるという動作について、何通りもの動きの選択肢があればそれだけでプレーの流れを変えることができるのです。

サッカーに限らず、色々なことで慢心から「できたつもり」「できているつもり」になり、派手なことを!!と思ってしまう気持ちも解らなくはないですが、

所詮それは真似事でしかなく、本質を捉えていない形だけのものということになってしまいます。

私たち人間の動きは、基本的な動作である(立つ・歩く・座る)の上に成り立つ、応用的な動きですから

膝が痛い、腰が痛い、首が痛いなど、からだのどこかに支障が出てくるということは、基本的な動作、またはそれ以前の基本的な姿勢、あるいはバランスが崩れているということになります。

 

当たり前に “できているつもり” になっている「からだの動き」ですが、ほんの少しのことで変化します

動くことについて1つのチョイスしかないのでは、応用なんてできるわけはありません。

大切なことは、動きにたくさんの選択肢を持つこと、動きを修正するための感覚を持つことです

子どもが成長に合わせて、色々なことができるようになっていく様子はまさにこのことではないでしょうか。

動作の失敗を恐れるのではなく、失敗から学び続けることはできていますか?

思考を変えて、からだが変わると、動きも変わり、暮らしが変わります。