やっと始まります!!

くろしお健康エクササイズクラブ

告知してから4ヵ月が経ってしまいましたが…

この11月から黒潮町佐賀地区で、高齢者のための運動教室をはじめます!!

ゆっくりかもしれないけれど、少しずつ想いが形になってきている実感があります。

からだを通して豊かな人生を拓けるように!

まずは育った町の、おじいおばあが今より元気に暮らせるための基礎を作ります!

 

少子高齢化の最先端から

ご存知ないかもしれませんが、高知県は老齢人口の割合が42.7%と全国で6番目で全国平均の10年先を行っています。

黒潮町の老齢人口はそれを上回る42.99%となっていて、高齢化社会の最先端を行っています。

黒潮町と一緒にとりくんできたロコクロ体操(ロコモティブシンドロームを予防する、黒潮町独自の体操)でも、参加者の平均はオーバー70!!!

つまり、この最先端を行っている地域で通用するモデルはきっと広く通用するということではないでしょうか。

ゆくゆくは幡多の6市町村、それがもっと拡がっていくのをイメージし、これまでの経験を活かしながら、いくつになっても好きなことが楽しめるいいからだ作りをサポートしていきたいと思います。

面白そうだな、なんか一緒にやってみたいなと思ってもらえるようがんばります☆

自分のことは自分でやろう! 〜高齢者を対象とした運動教室@高知県黒潮町〜

運動教室に参加する動機…

育った町で春から始まった月イチの運動教室も今日で6ヶ月が経過

この町の住民の半数はオーバー60だけど、畑をしてたり漁に出たりまだまだ元気!!

実際、この運動教室の参加者の平均年齢はオーバー70😲😲😲

最高齢は85歳だったと思う。

自分が85歳になった時、同じように運動教室に来るだろうか…

きっと動機は、長生きしたいとかじゃなくて

生きている以上、自分のことは自分で!みたいなことが動機になってるんだと思う。

今度、インタビューをしてみたいな〜!

 

からだについて新しいことを知るのも喜びになっているし…

運動教室でやったことを自宅でもやりましょうね〜!と言っても

ほとんどの人が家で行うこともなく、ニコニコしながら次のレッスンに来てくれる☆

きっと僕の話とセットでからだを動かすのを楽しみに来てくれてるんだと思う◎

健康なからだでいることも大事なことだけど、月に一度の運動教室を楽しみにしてくれているのも大切なことだなとも思う。

高齢者への運動指導の場合、腹筋が割れるようになるとか、体重体脂肪がどれだけになるとか、実はあまり重要ではなくて

楽しみとか生きがいとか学びとかモチベーションの維持みたいなことが重要なんじゃないかなと思う。

 

全ての年齢が混ざりながらできる運動教室へ…

高知に戻って来て、子どもとお年寄りへの運動指導をする機会が増えた。

彼らに共通しているのは、変化を感じることができる素直なからだを持っているということ。

子どもとお年寄りというのは一見対象的なグループだけれど、彼らがからだの変化を感じることができる運動指導は、その中間にいる僕たち生産年齢層にもバッチリ有効になる。

楽しみながら、子どもたちからお年寄りまで幅広い年齢が参加できる、そんな運動教室へと育っていってくれるといいな!

高齢者のための分かりやすい機能改善エクササイズ

“新たな試み” を始めました。

今年から、黒潮町で行われている運動教室で行われるエクササイズについて

「なぜ?それが必要(有効)なのか」の理由を提示することを始めました。

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例えば、腰痛には腹筋と背筋ということは何十年も前から言われていますが、腹筋と背筋で良くなるのなら国民病と言われるほどにはなっていません。

全国47都道府県男女50,000人に聞く、肩こり・腰痛調査(第一三共ヘルスケア)
引用:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/gaiyou/common/pdf/research01.pdf

つまり、やり方が悪いのか、伝え方が悪いのか、はたまた考え方が根本的に違うのか…

椎間板ヘルニア(L5-S1)を患った自らの経験から言うと、考え方のスタートが根本的に違います。

 

知識とは経験を伴う実体験から生まれる

私たちは地面に足をつけて暮らしているので、足(脚)の使い方が間違っていると上体に影響を受けます。

「なぜ?そのエクササイズが必要(有効)なのか」を解説する狙いとしては

その足(脚)がどのように動いているのか、機能解剖学的な知識を学び、からだを動かすことによって理論的かつ感覚的に理解することで、からだの操作性を向上させることです。

 

関節の動きと、力の広がり方

先月は、からだの中心に位置する「骨盤」についてでしたが

今月は引き続き、骨盤と連動する部分について解説し、運動を行いました。

ポイントは球関節である股関節の動き、そして股関節と対をなす肩関節との連動でした。

文字にすると難解な感じがしますが、イラストにするとわかりやすくなります。

 

その場で変化するのは当然、大切なことは家でも継続できるかどうか

運動教室に来る方の多くは60歳をやすやすと越えた方々、80代の方もいらっしゃいます。

そこで求められることは、転倒予防のためのエクササイズや機能改善的なことが多いです。

細胞分裂の速度も弱まってきていますし、筋骨隆々になろうなんて思っていません。

体力の低下などが起因となり、日々の暮らしの中で痛みや動かしにくさなどを感じることのないからだ、つまり身体機能の改善が中心となります。

こうした場合、ただ闇雲に言われた通りに行うエクササイズより、

  • どうしてそのエクササイズなのか、
  • どこに効き、
  • どのような変化が生じるのか

を感じ・考えながら行うことが、自宅で運動を継続できるかのポイントになるのです。

 

豊かに暮らすために”くろしお健康エクササイズクラブ” 始めます。

生きるためにいつまでも元気なからだでいること

僕が暮らす町、高知県黒潮町

ここは南海トラフ大地震が起きた場合、34mの津波が押し寄せると想定されています。

近年、津波避難タワーが町の至るところに建設され、海岸線には避難道が整備されました。

行政ができるサービスは限りがあります。

いざ地震が起きたとしても、からだを動かせないと避難することは難しくなります。

ここは高齢化が進み65歳以上の老齢人口が42%にもなっているので文字通り死活問題です。

もちろん元気な方々ばかりですが、いざという時に頼りになるのは自分しかいません。

 

いつまでも同じことを同じようにやっててもダメだ!

これまで黒潮町と連携をして、健康への意識を高めるために体操事業を行ってきました。

ロコモティブシンドロームにならないため、黒潮町独自で考案した”ロコクロ体操”です。

CATVでも配信し、地域への集会所へも伺い、すっかりお馴染みの体操となりました。

しかし、お馴染みになってしまっては意味がありません。

必要なのは体操への慣れではなくて、常に新しい運動刺激が私たちには必要なのです。

正直、体操ができたとしても避難に必要な基礎体力が備わるかというと疑問があります。

行政のやり方では同じ事業の継続は難しいようで、体操からの進展がありません。

 

体操からエクササイズ、そしてトレーニングへ

トレーニングの原理原則として以下のようなことが挙げられます。

漸進性の原理

体力の向上に従って、負荷も徐々に(漸進的に)上げていく必要があるというもの。

可逆性の原理

一定期間トレーニングを実施し効果が得られても、止めてしまうともとに戻ってしまうというもの

トレーニングを行なったところで、すぐさま身体に変化が生まれるわけではありません。

私たちが考えている以上に、ゆっくりと時間がかかるのがトレーニングの成果です。

やってすぐ簡単に成果が出るのなら、甲子園で優勝するのなんて簡単です。

本来、健康づくりなんてものは行政から「やってください、やりましょう!」なんて言われて始めるものではなく、自分から率先して行うものではないでしょうか。

待っていても何も始まらないので、体操からエクササイズ、トレーニングへと

参加してくれる方が、楽しみながら身体が変化するのを実感してもらえるようなエクササイズグループへと進化したいと思います。

 

くろしお健康エクササイズクラブ始まる

構想から7年、ロコクロ体操が始まり5年。

どうしたら幡多に住む方々にわかりやすく伝えられるか、喜んでもらえるかを常に考えてきました。

色々と考えて考えて考えて、動けなくなりそうにもなりました。

明確な根拠はありませんが、大きな流れがあって、「今が」その時だと思うのです。

地震による津波での人的被害を最小限にというのは大きな目標ですが、それだけではありません。

人口1万人ほどの小さな町かもしれませんが、子どもからお年寄り、

農業 林業 漁業と自然を相手に仕事をしている方、建設作業で肉体労働に従事している方、

オフィスでパソコンとにらめっこしている方、からだが痛むのを我慢して介護をしている方、

子育てでからだが疲れている方、病院が遠くてリハビリに通うのを諦めた方など…

たくさんの人が暮らし、いろいろな生活があります。

この自然豊かな場所で、気持ちよくからだを動かすことで、快適に暮らせるようになること、痛みや不調なく健康的に暮らすためのベース(基礎)を伝えることができれば、それがそのままQOL(生活の質)の向上につながるのではないかと思うのです。

まずは自分の暮らす町から、くろしお健康エクササイズクラブ、ぜひご期待ください。

運動するだけじゃもったいない、からだに対する知識もつけてもらおう!

運動をして健康的に暮らそうというものの…

高齢化というこれからの社会課題を抱えている日本。

その最先端をいく、地方都市。

その地方都市では、運動をする場所もなければ、指導をする人も少ない。

そこで自主的な健康維持活動を必要とされるが、ここで推奨される運動はなんとか体操みたいなものが多いのが現状だ。

トレーニングの現場では、日々情報が更新されているのに、ポスターやDVDでのエクササイズや体操では時間が止まったままだ。

例えば、同じ70歳でも男性・女性が違うだけでも必要とされることは異なる。

さらにこれまで、デスクワークが多かったのか、農作業のように肉体労働が多かったのか、食事はどういったものを食べているのか、これまでの運動習慣はあったのか・なかったのか、怪我はあったのか、手術歴はあるのか・ないのか、既往症はあるのか…

生きている時間が長くなればなるほど、個人個人、からだの差異が大きくなってくる。

本当に健康な生活をと考えるなら、より個別化した運動指導が望ましいのだが、行政が主体ではそこまで個別に対応をするのは難しいのかもしれない。

しかし、個別の運動指導に答えられる場所もなければ、人もいないのが現状である。

 

運動は与えられるものではなく、運動は創り出すもの

今年度から黒潮町と行う運動教室(の一部 )では、座学の時間を設けることにした。

せっかく自主的に行われる地域での体操など、からだを動かす機会はあるわけだから、からだに対して知識を持つことで、日頃の運動習慣の質を向上させる事を目的にしている。

与えられた動きで、ただ回数をこなすという慣れ親しんだ従来のスタイルで行うのではなく

エクササイズの目的を理解して、腰痛を改善したいならこうした動き、転倒予防にはこの動き…と、からだの機能が改善していくことを感じることができるように、

どうせやるなら、考えながら自らに合せた運動を行うことができるようになってもらいたい。

例えば、ヒップヒンジやランジといったエクササイズは股関節を動かすので、転倒予防や腰痛などに有効なのだが、股関節の位置や、関節の動き方などについて誤解があれば、十分な運動効果は得られないこともある。

そこでまず、動かしていく部位の解剖学(筋肉と骨と関節)について学習してもらい、エクササイズを通して、どのようにからだを動かすのか、どこに変化を感じるのかについて、体験してもらう機会を設定した。

新しい試みなので、参加する方々にどのぐらい浸透していくかは未知数だが、

2019年3月には、からだがどのように変化しているのか楽しみだ。