からだについて学び、実践し、日常に活かすエクササイズ教室

黒潮町土佐佐賀で行われる月に一度のエクササイズ教室

運動する場所や機会が少なかったり、運動の仕方がわからなくて始めるのが難しい

そんな声を受けて、黒潮町社会福祉協議会が主体となり行なっている運動教室です。

参加してくださる方はお年を召してはいるものの、畑をやっている方もいれば、地域のボランティアに積極的に参加している方もいたり、リハビリ目的で参加してくれる方もいたりと色々な方が、健康増進を目的に参加してくれています。

 

月に一度だけなので「ただなんとなく運動をした!」ではなくて、

月ごとにテーマを設け「からだについて学ぶこと」と「学んだことを実践すること」の2つで構成されています。

 

それも全ては日常生活に戻っても実践できるようになるためです。

 

その時だけ良くなっても、効果を持続させることができなかればあまり意味はありません。

運動の仕方がわからないのは仕方がないとしても、運動する機会や場所は、自分で作れるのです。

月に一度しかない機会なので、しっかり学びからだを動かし、理解を深めてもらいたいのです。

 

 

今年度に入ってから2回に渡り「股関節の構造と動き」という内容で行なってきました。

 

3回目の今月は「脚からの力を(股関節を介して)上体へと伝える」というテーマで行いました。

重力に斥力、構造…

なんだか物理の授業のようですが、この内容をわかりやすく伝えるために僕がいます。

 

ちょっと音声が悪いのが申し訳ないのですが、興味がある方は教室の様子をご覧ください。

 

参加者の反応を伺いながら、動きながら次に話す言葉を考え、

身振り手振りも加えて、道具を使って絵を描いたり、例えたりしながら、

できるだけ参加してくれる方に伝わるようエクササイズ教室を進めています。

 

毎回出席してくれる方もいるし、参加できる時だけという方もいます。

今回は足が不自由だけれど、自宅で暮らしたいからリハビリを頑張りたくて!と意欲的な方が来てくれました。

ちょっとずつですが、社協の声掛けもあって参加してくれる方が増えて来たのも嬉しく思います。

からだの不調で困っている方に、ちょっとずつでも確実にわたしたちの声が届くよう

これからもゆっくりゆっくりですが、教室を盛り上げて行くことができればと思います。

からだで感じることを大切にして動く。

動くことは一つの療法だ。

今日は土佐清水市で、糖尿病予防教室の講師をさせていただきました。

糖尿病患者やその予備軍とされた方々が、不安や苦痛を抱くことなく暮らしていくまちづくりを目指して活動している足摺”糖”羨望の会が主催となっている事業です。

 

糖尿病または糖尿病予備軍の方々のための運動指導って何をするの?

運動指導というと、このエクササイズを10回ずつ3セットといったような厳しくてきついやつをイメージするかもしれませんが、

僕ができることは、厳しい運動ノルマを課すことではなく、からだをうまく動かす方法を紹介することです。

仮に、その日いちにち集中的にからだを動かしても、負担が大きければやっぱり運動するのはきつい…となってしまって、本来の目的である運動の継続が難しくなってしまったのでは本末転倒ですよね。

なので、どうすればからだを動かしやすくなるのか?

どうやって動いていくとエネルギー(糖)を貯めることなく、燃焼しやすくなるのか?

といったことを中心に、参加した方々が自宅に戻ってもできるからだの動かし方を伝えています。

自宅で継続するためには、きついではなく、楽なエクササイズじゃないと続かないし

難しいエクササイズではなくて、簡単な動きでできるものじゃないと続きません。

あれこれ特別な道具がないとできないものではなく、家にあるものや簡単に手に入るものを使って楽しくできるということが条件になります。

 

からだの変化があってこそ、運動の成果が感じられる

運動教室を終えて、圧迫骨折をしていた女性が背すじがグッと伸びていい姿勢になった

腕の筋肉が切れて上にあげることが難しかったのが、楽にあげられるようになったと参加者の方から感想を言っていただけました。

からだは動かしていないと鈍ります。

何が鈍るかというと、色々な感覚に鈍感になるのです。

やってもやらなくても変化がなく、むしろやって疲労感だけがある運動なら続きません。

しかし、変化を感じることができれば、少しずつでも日々に取り入れよう!という気になってもらえるのではないでしょうか。

からだの変化を感じることができない場合、しっかりからだの声が聞こえてないのかも…

その場合は、動きの速度を落としたり、負荷を小さくしたり、回数を減らしたり、補助を使ったりして、自分が動きを把握しながらできるよう、動きの質をよくすることを意識すると良いかもしれません。