こんにちは、全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナーの小林です
東京から帰ってくると辺りの桜はほぼ葉桜に変わっていて、今年はお花見ができませんでした…
これは松山空港から帰ってくる途中でふらふらっと立ち寄った久万高原町中津のしだれ桜
桜、菜の花、紅白梅、水仙とたくさんの花が咲いていてまるで桃源郷のようなところでした!
全体で取り組むこと
今日はトレーニングを担当させてもらっている中村中学校女子バレーボール部の練習日
新年度のトレーニング計画とセルフケアについて保護者の方々に説明&体験会をしてきました
こうして子供たちのクラブ活動に携われるのは、スポーツ障害に悩まされた自分としては
子供たちにとっても、親御さんにとってもカラダというものとPhysical Education(身体教育)
について考えてもらう良いきっかけになるので、とてもありがたいことだなと思っています
慢性的な疲労は注意力も散漫になりがちなので、怪我やパフォーマンス低下に繫がります
一般的に、子供たちのためと思ってハードな練習になってしまいがちなのが学校の部活動指導
トレーニングに関わる大人が、上手く連携していくことがとても大切になってきますので
この地域ならではの団結感と、親近感を活かしながらチーム構成を少しずつレポートします
個々に異なるカラダの成長、トレーニングはON / OFF のバランスが大切
この頃は個人の対格差が大きいのでオーバーユースによる怪我や慢性疲労には注意が必要です
トレーニングをただ長い時間行うだけでなく、頭を使って集中するトレーニングへと切り替える
カラダに疲労を残さないよう「完全休息日」を設けるといった当たり前のことが大切になります
大人だって週7日の労働はきついのに、子どもにとっては尚のこと
それに同じことを繰り返す日常ではモチベーションもまた維持するのが難しい
気持ちがしゅんとなっているときに、一所懸命何かに向って努力するのは結構しんどいはずです
心のリフレッシュができると、カラダの疲れもリフレッシュできるので、選手の声も反映した
先進的な「完全休息日」をとりいれてアクティブなチームづくりをやっていきましょう
ルーチンワークだと飽きてしまう
人のカラダはすごく複雑にできています。
首も、肩もよく動くし、そこに指や手首の動きが加わると何万通りという動きが可能です
当然、股関節も膝も、足首も足の指も同じように複雑に動くことができる。
そんな複雑に動かせるカラダなのに、決まった方向の動きだけ学習させるなら凄くもったいない
例えば、ダッシュ。シャトルランだけをするなら勿体ない。
笛をつかって走る方向に幅を持たせる、シャトルランの切り返しのときレシーブを加えるなど
何のためにやってる練習なのかを理解し、よりリアルで、複雑、かつ遊び要素もある内容にして
あたまと心の注意力(好奇心を感じる部分)を刺激できるように作り上げるとサイコーですね!
肌をそっとなでてあげるだけで、カラダは緩む
もしアリが足を登ってきたらすぐわかるように、人のカラダ特に皮膚はすごく繊細にできてて
器用な人になれば、蚊が止まった付近をギュッと収縮させて蚊の動きを止めることだってできる
それは皮膚、皮下脂肪、筋肉とカラダがミルフィーユみたいな構造になっているからなんだけど
このカラダの特性を知っていると、自分の手でささ〜っと撫でてリラックスすることもできるし
疲れているメンバーが居たら、ささ〜っと撫でてケアをすることもできる
自分のカラダは自分がケアしなきゃ誰もしてくれない
ただただぶっ倒れるまで練習を続けるんじゃなく、集中した練習が終わったらカラダのケアを
意識しながらゆっくり行う、そして良質な食事と、良質な睡眠で翌日に備える
そんなことが当たり前に考えることができるように、そうした考えの人が増えてもらえるように
部活動に限らず、スポーツサークルや地域のイベントでのセルフケア講座もがんばりたいですね
そしてお仕事を終えて疲れているのに、集まって下さった保護者の方々ありがとうございました
いろいろな面でサポートできることはやっていきますので、ご協力どうぞ宜しくお願いします。