身長を伸ばす方法は適切な運動・食事・睡眠だと思う。

コバヤシヒロタ

この夏、全日本中学校バレーボール選手権大会に出場した中村中学校バレー部の

保護者の方から「子供の背を伸ばす方法は?」という質問をいただきましたので

自分自身の体験も含めて記事にしたいと思います。

親の身長が低いと子供も身長が低い。とは限らない。

height

私の両親の身長 母:146cm 父:165cm とわりと小柄ですが、私も弟も 178cmほどに育ちました。

ちなみに両祖父母も身長は低かったと記憶しています。

これは自分自身の経験だけなので、何の参考にもならないかもしれませんし、

もちろん遺伝的なものは作用するとは思いますが、絶対ということはないように感じます。

ちなみに兄弟ともに身長が伸びたのは中学校〜高校時にカルシウムを積極的に摂取したこと

(ご飯とカルシウム錠剤を一緒に炊いていた)そして他のおかずと一緒に食べることで

吸収バランスが良くなったりしたのもあるかと思っています。

もちろんそれだけではないと思いますけどね。

 

骨の構造から考えてみる

fig1

ざっくりですが骨が成長するメカニズムは、骨の端部分にある軟骨組織が増殖することと言われていて

この軟骨組織への栄養供給(カルシウム、コラーゲン、ビタミンD等)が鍵になってくるとされています。

あまり人のカラダを建築構造物に例えたくないのですが、例えるなら鉄筋に当たる部分がコラーゲンで

カルシウムはそれら鉄筋のまわりに着くコンクリートというのがイメージしやすいかと思います。

さらに骨の端は“軟骨”組織なので構成する成分としてはコラーゲンとなります。

他に日光を浴びることでカルシウムの吸収が高まったり、コラーゲンの吸収にビタミンCが必要だったり

といえばきりがないのですが、外部からの十分な栄養供給が大事であることは間違いありませんが

詳しく知りたい方はご自身で詳細をお調べください。ともあれカルシウムだけじゃダメですよ!!

 

重力と骨

11b5d2a90a4a3ef25785b5c0b3d56dc3

宇宙飛行士が地球に帰還すると、骨はもちろんカラダがぐっと老化するという話は知っていますか?

私たちは1Gという重力下で生活していますが、この避けて通れない条件下でカラダは進化しました。

生まれたばかりの赤ん坊は立つことはできず、重力に適応するのに一所懸命カラダを動かして

四肢の自由を獲得して2本の足で立つわけですが、この“重力”が大きな影響を及ぼしています。

つまりどんなに栄養を与えても重力面での刺激がなければ、骨端の軟骨組織の成長も望めないはずです。

今はどうかわかりませんが、20年程前はバスケットボールをすると身長が伸びると言われていました。

バスケットボールに限ったことではないですが、急なダッシュやストップがありジャンプもして

小刻みに上下の刺激が加わり、時として体重の何倍もの力がかかることから理に適ってると言えますね。

 

ということで、本当にざっくりとしか書いていないのですが

身長を伸ばす方法をまとめてみると、重力に合わせた運動刺激、バランスの良い栄養供給、質の良い睡眠

ということになりそうですね。いやぁこうして書いてみると全く月並みのことしか書いていませんね。

ちょっとでも参考になれば嬉しいです◎他にも質問なんかあればまた教えてください!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

タイトルとURLをコピーしました