カラダを鍛えるということ
カラダを鍛えている人と、カラダを鍛えていない人のあいだにある埋められないギャップ。
それは「動くとしんどい」という感覚ではないだろうか。
スポーツはカラダに悪いということを言う人はいるけれど、にんげん動かなくなったらもはや手足はいらないし、動物じゃなくなりますね。
じゃあ何のためにカラダを鍛えのでしょう??
いつまでも自由に動くことのできるカラダでいる
部活をしていたりすると当たり前なのがトレーニング。
それは試合に勝つためだったり、良い成績を残すためだったりしますよね。
では、私たちのような一般人は何のためにトレーニングをするのでしょう?
上の写真のようなトレーニングをしたとして、日常生活でこんな姿勢でものを持ち上げる人はいないでしょう?
だったら痩せるため?
痩せるためなら、トレーニングはもちろんですが、食事のことを勉強する方が長期にわたって維持できるので良いんじゃないでしょうか?
筋肉をつけて基礎代謝を上げるため?
筋肉をつけるのも良いですが、今ある筋肉は100%使いこなせるようになることの方が効率が良くないですか?
体幹を鍛えるため?
その体幹ってどこから始まってて、どのような役割があって、鍛えた結果どうなるのですか?
このように「トレーニングをする」としても、一人ひとりのテーマも詳細も異なってくる。
子どもからお年寄りまでの意見を最大公約数でまとめたとしたら
「肩首肘の関節や腰などカラダに痛みなどの不調がなく、何歳になっても自分が思い通りに動かせるカラダ」でいるためではないでしょうか?
意図を理解して、カラダに覚えこませる
思い通り動かせるカラダを作るために、週に一度トレーニングをする。
それだけではちょっと足りないかな、きっとこれまでやっていなかった動きだから次回までに忘れてしまいます。
子どもの頃、新しい漢字を習ったら漢字の書き取りの宿題がありましたよね。
あれです!!ただ単純に反復するのみです。
だけど、漢字の書き取りという同じ宿題をこなしていてもテストでは間違う子どももいる。
間違うか間違わないかの差を考えたことがありますか?
物覚えが悪いから?記憶力が弱いから?
これは幼少期の話ですから脳の発達の差こそあるかもしれませんが、直接の影響はないでしょう。
あるとすれば、記憶の精度の差です。
漢字だから、他の漢字との関連性を持たせるであるとか、読書をすることで読みのバリエーションが豊かだとか、書き順も合わせて覚えているだとか。
動作についても同じです。
どうしてこんな風に動くのか。
動くときに腕も脚も安定しているか、呼吸は動きと連動しているか、たくさんのことを私たちは同時に処理して動いているので一度やっただけではきっと忘れてくれるはず。
なので、少しの時間でもいいですし、その時間がなければ頭の中ですごく具体的にイメージしてくれるだけでもOKです。
とにかく、トレーニングを終えてからも意識してからだに新しいクセを覚えさせることに集中してください。