前回、トレーニングを「訓練」だと言い換えたのですが、やはり母国語で考えることは大切なことだと思います。
考えてみてください、昭和生まれの私たちの思考は日本語で構成されていて、one two…ではなく、いち に さん…と数え、何より話の結論を最後に持ってきます。
ひらがな、カタカナ、漢字と数千もの文字を使い言葉を作り、助詞や副詞などを使って複雑な表現をすることができます。
からだもまた、独自に進化をして武道や芸道など日本独自の文化をつくりあげてきました。
今回はそんな「和の所作」からからだの軸を整えるワークショップを行います。
摺り足を使って、インナーマッスルと言われている”腸腰筋”の動きを知ることが目標です。
摺り足は、相撲や能に代表される足さばきの方法ですが、この所作は(体幹が安定して)腸腰筋の動きが安定していないと非常に疲れます。
というのも、足と脚そして骨盤と背骨を連動させることが、からだを安定させるためには欠くことのできない要素なのですが、それらを感じることが難しいからです。
インナーマッスルというと内側にある小さく弱い筋肉かと思うかもしれませんが、腸腰筋は上半身と下半身を繋ぐ重要な役割をもつ大きな筋肉です。
ワークショップでは、さまざまな武道や芸道に隠された日本古来からある、からだの使い方を通して「体幹を感じながら、からだを整える」ことで、柔軟性やバランス能力、パワー、関節可動域の向上を目指します。
からだの使い方・整え方に興味のある方はぜひご参加ください。
以下の項目に当てはまる方にもオススメです!
- からだを柔らかくしたい方
- 姿勢が悪い方
- 腰や肩など慢性的に痛みがある方
- 今よりからだをしなやかに動かしたい方
- 体幹ってなんなのかよくわからない方
- からだを確実に変えたいという方