トイレに革命をもたらしたSquatty Potty(スクワッティーポッティー)
日本では洋式のトイレが主流になり、和式のトイレがだんだんと減ってきていますが
アメリカでは少し事情が異なるようで、洋式トイレを和式スタイルで使うことが健康志向の人たちの間で流行っているようです。

座ったときの姿勢がウンチをするのに不自然だからという理由からです。
そう言われても、なんとなく洋式の方がモダンで文化的な感じもしますが…
そのメカニズムとは…?

上の図は、便座に座っている場合と蹲踞(そんきょ)で座っている状態を比較したものですが
座った状態では、恥骨直腸筋(puborectalis muscle)が緩まず、最後の最後で腸が曲がってしまうのがわかります。
ぎゅーーーっと息んでからだの内側の圧をあげないと出てこなさそうですね。
一方、和式スタイルは一所懸命息まなくてもスルスルっと出てきそうです。

からだが暮らしを作る
日本人は古くから農耕民族として暮らし、西洋人は狩猟民族として暮らしてきました。
そのことがそれぞれの文化を築いてきたわけですが、同時に骨盤の形や関節可動域に大きな影響を与え、その結果トイレに限らず、日本は独自の文化を作り上げてきました。

近年、子供の身体能力低下のひとつの指標としてウンチ座りができないというのが話題になったりします。
現代人の暮らしはもっぱら座ることが多く、極端に言えば小学校から大人になるまでずっとイスに座った状態が多い暮らしをしているのでやむを得ないのかもしれませんが、これは排泄がスムーズにできなくなるだけでなく、下半身の関節可動域が制限され、腰痛や肩こり・猫背などを始めさまざまな支障が出てくることが考えられます。

トイレの座りかたひとつ、私たちが昔からやってきたことは効果があったわけです。
どうもお通じが悪いという方は、快調快便のためにスクワティーポッティーのような台を使ってみるのも良いかもしれません。
“和の所作”を取り入れたワークショップもやってますので、参加してみてくださいね!
ちなみに僕が暮らしていたシリアは、アフリカとヨーロッパとアジアの中継地でさまざまな文化が混じり合う国でしたが、和式洋式の両方がありましたね。
シリアの話も興味があればまた後日。


