からだは動いている。

コバヤシヒロタ

万物は絶えず動いている

私たちが暮らしている地球は動いている(空間を移動している)

そこに暮らす私たちも、海が満ち引きするようにこの大きな力によって動かされている。

その力が大きすぎること、その力が常にかかっていることなどが影響して、私たちはそれに気づくことなく暮らしている。

視点を変えれば、この世界は原子よりさらに小さな素粒子でできているので絶えず動いているという見方もできるわけだが、そうなるとより難解になるのでやめておこう。

つまり、全てのものは止まっているように見えても、常に変化を続けているわけだ。

 

止まらないからだ

心臓の鼓動が止まないように、私たちのからだは絶えず動いている。

脈を打つことで、拍動することでからだの中から末端へと力の波を伝えている。

本来動いているものを、静止した状態で整えようとすることは難しい。

だから動きながら、その時いちばんいい状態を探す必要がある。

 

動きの中でからだを整えるには

母親にとって子供の世話は大きな負担になっているのだが…

赤ちゃんは誰にからだを整えてもらうことなく、日々健やかに暮らしている。

起きていても、寝ていてもなんだかよくわからない動きをしているだけなのに、トレーニングすることなしに、気がつけばある日2本の足で歩き始める。

寝て起きてご飯を食べて…、これは動物も同じで

手や足を触ろうとして、無理なくからだを伸ばしたり縮めたりねじったり、からだ全体で動かすことを共通して行なっている。

からだは立体的だ

冒頭の映像と同じように、空間を移動している物体(空間)であることを意識して、空間の底を転がるようなイメージで動くことができれば、反発する力の邪魔を受けることなく、中心を感じながら安定した状態でいられる。

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