【レジリエンシー : 回復力】
からだは約60%の水分を細胞の内外に蓄えています。
瑞々しいからだは弾力を持つことで復元性を保ちます。
動きがなくなると水分の循環が滞り、鮮度が落ちます。
からだに力を入れたままの状態も同様で循環が滞ります。
滞ると水は変質し、タンパク質は熱を持ち変質します。
からだはそれを不調や痛みとして感じるようになります。
生鮮食品は空気に触れないように冷やして保存しますが、酸化することで熱が発生します。
自動車やバイクなども循環系に相当する冷却系が存在します。
これと同じように私たちも循環機能が低下すると、からだにもいろいろな不具合が生じてきます。
大切なことは週に5日の筋トレをすることではなく、
疲れきってから誰かに圧をかけてマッサージをしてもらうことでもなく、
じぶんのからだに責任を持ってからだを動かし、
滞った箇所を作らないようにすることではないでしょうか。