股関節の機能改善
転倒の原因にもなる股関節可動域の低下、脚力の低下ですが、
タオルを使ったエクササイズで、可動域を簡単に改善し、脚力を向上させることが可能になります。
関節可動域が広がることで、脚力も向上するので、運動を習慣づけるためにも効果的なエクササイズです。
介護を必要とする主たる原因
高齢者が自立した生活ができなくなり、介護が必要となる主たる原因は、
脳卒中や認知症に加え、運動器の障害(骨折・転倒・関節疾患)となっています。
なかでも転倒によって大腿骨など股関節周辺を骨折した場合は、からだを動かすことが困難になることが多いようです。
ロコモティブシンドローム(運動器障害)にならないように
転倒してからの対処となると、閉経後の女性なら骨粗鬆症のリスクがありますし、
股関節付近での骨折だった場合は、回復にも時間がかかるなど
個人のからだの状況によってできることが異なってきます。
怪我をするまでは、あたりまえに過ごしていた日常かもしれませんが
不意につまづいて転んだことで、その日常が遠ざかってしまうのです。
「自分は大丈夫」
そう思うのは誰しも同じです。
誰しも過信することはあるでしょう。
だけど猫が日々毛づくろいをするように、自分のからだが思い通りに動かせているか、
実際に動かしてからだで感じることも重要なことではないでしょうか。
歳を重ねた分だけ、賢く暮らそう
気持ちはまだまだ若い、だけどからだは同じようにパワフルには動かない。
だけど、歳を重ねた分だけ論理的に考え、賢くからだを使うことができることに気づいて欲しいのです。
地域を出ることなく、限らせた範囲でしか行動しなくなった方々かもしれませんが、
こうした行政サービスを通して、運動指導を提供することができれば、これから先、自立した暮らしを続けていくことができるかもしれません。