コンディショニング セッションの様子

コバヤシヒロタ

からだの声を聴く

セッションでは、マッサージベッドを使うことが多い。

立った状態の方が、からだのバランスの変化を感じやすいのだけれど、

関節を大きく動かしたりするとき、どうしても不安定になってしまうので、

ベッドの上にごろんと横になってもらう。

立つことから解放されたクライアントのからだはとてもリラックスしているので

からだの声が聴きやすい。

 

からだの声?!

 

からだの声だなんて言うと、なんだかスピリチュアルっぽいけど

からだは常に「快適」な状態を求めている。

例えば、狭い部屋で深呼吸をするより、青空の下で深呼吸した方が気持ちいいに決まってる。

だからセッションでは

クライアントのからだを通して伝わる情報を、頭の中でイメージ化して、動きと言葉で伝える。

ということをしている。

 

 

 

感じる力を思い出して

脳がどう感覚を処理しているかを表した模型だが、頭部と指先に感覚が集中している。

目が前についているから、からだの前面にその感覚は集約されているようだ。

そして、大きな脳を持った私たちは「考えること」が癖になってしまったようで

五感で感じることを忘れてしまったようだ。。。

赤ちゃんは誰に教わるでもなく、いつの日にか二本の足で立つ日が来る。

トレーニングなど一切せず、感覚だけで生後1年ほどでパッと立つことができてしまう。

 

一方で、大人になって来ると

立っていることが多くて腰痛になってしまった…

だから腰の筋肉が弱い、あるいは腹筋が弱いと(半ばそうに違いないくらいの思い込みで)決めつけてしまう。

からだがどういう状態に在るか感じることなしに、、、

 

 

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