動かないと固まる。

コバヤシヒロタ

私たちのからだは、206の骨によって構成されています。

 

骨と骨が当たると痛いので、あいだには靭帯や椎間板など柔らかくて丈夫な軟部組織があります。

 

からだには体温をコントロールするための血管が、隅々まで張り巡らされています。

 

さらには、酸素を取り込むための循環器系があり、生きるための感覚を統合する脳(中枢神経系)

 

防御機能をもつリンパ系、消化吸収のための内臓(消化器系)、繁栄のための生殖器が加わり

 

骨と筋肉(膜)を中心とした組織と皮膚によって、それらがからだの外に飛び出さないように守られているのです。

 

少し画面は小さいかもしれませんが、視覚的変化で見るとこのような感じです。

骨が206あることに驚いた方、逆にもっとあると思っていた方、そんなこと考えもしなかった方、様々だと思いますが、私たちは、206の骨を動かしながら生活しています。

 

もし、からだを動かすことが少なければ、骨と骨をつなぐ組織は(錆びついた蝶番のように)可動性を失うことになります。

 

からだの動かし方がパターン化するような場合も同様に、可動性を失います。

 

可動性を失う理由としては、軟部組織が水溶き片栗粉のような(混ぜると白濁した液体になるけれども、しばらくそのままにしておくと沈殿し水と分離して固体になってしまう)性質を持っているからです。

 

からだは固定して安定させるのではなく、動きの中で安定させる必要があるのです。

 

暮らしの中で、からだを動かしてますか??

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