新しいところに行ってみる
これは今から20年ほど前、ミレニアム(2000年)を迎えるにあたりダライ・ラマが世界へ向けたメッセージにもあります。
正しくは、 年に一度は未知の土地に出向きなさい。 というものです。
そんなわけで、先日、普段あまり足を運ぶことがない大月町はふれパに行ってきました!
というのも、インスタをチェックしていたら何やら美味しそうなスイーツを発見し、毎月第3日曜日にふれあいパークで小さなマルシェが催されることを知ったからです。
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仕事を終えてから向かってみると、ゆったりとした音楽が流れて、まったりとした時間が流れていました。
まったりしすぎて会場の写真を全く撮っていなかったことに帰って気づくわけですが、そんなことをしなくても十分楽しめる心地いい空間でした。
いつもがそうなのかはわかりませんが、いつもそんな感じっぽいです。
地域おこし協力隊の方々が、移住相談のブースを構えており大月町のあれこれについて、僕の仕事について色々と話をしてきました。
普段は一人で淡々とする仕事ですが、こうして話をすると色々なことを考えていることがわかります。
人と話すことで無意識が顕在化する
私たちは誰しもが一人で生きているわけではありません。
そう、全て自分以外の誰かがいてくれるから成り立つのです。
世界に自分一人で生きている!!と思っている人はおそらくいないでしょう。
人と関わり、相互に情報のやりとりをすることで、会話が膨らみ、そこから自分が思ってもいない結果に行き着くこともよくあります。
こういうことは、とても有難いことだと思いますし、だからこそお互い様だと思うことが多くなりました。
8年前に高知に戻り、幡多地域のパーソナルトレーナーとして黎明期を過ごしてきましたが、今は自治体とも連携して運動指導をさせてもらうまでに至りました、本当にたくさんの方々が関わってくださったおかげです。
現在では地元の黒潮町を始め、土佐清水市や四万十市でも運動指導をさせてもらっていますが、こうした需要が生まれてくることはとてもありがたく思います。
一次産業に従事する方々が多いこの地域では、からだが資本であることはいうまでもありません。トレーニングをして、体力的にも肉体的にも健康でいることは生産性を向上させる点からも、QOLの向上に繋がることからも重要課題です。
しかしその重要性を感じてはいても、なかなかどうして実行に移すことは難しいですし、実行に移すまでのプロセスを進める人材がいないことが一つの課題であることは明白です。
高知県も「健康長寿県構想」を掲げ、啓蒙活動には一所懸命ではありますがDVDを配布して、それを地域の有志で実行するだけでは限界があります。
そうだ!!チームを結成しよう!!
自分一人で高知県を元気に!という気持ちはとてもありますが、僕一人が勝手に意気込んでもものごとはスムーズに進みません。
僕自身が一人で行動するのではなく、チームを組んで広域で活動していくことができればいいなということを考えていたことが、話しのなかで言葉となり、これからすべきこととして意識に上がってきました。
ということで、地域で運動指導ができる人材を育てる。
そんなプロジェクトを始めたいと思います。
なんか楽しそうじゃん!!と思って一緒に動いてみたい方、自治体のみなさまどうかご協力をお願いします。