呼吸をするのは「肺」ではない。

コバヤシヒロタ

呼吸について

さほど話題にはなりませんが、呼吸について腹式がいいとか、逆腹式がどうだとか、この呼吸法をすると○○になるとか言われたりしていますが

大事なのは自分のからだのメカニズムを知っているということではないでしょうか。

 

メカニズムを知らないのに、誰かのいうことを鵜呑みにするだなんて…

 

自分のからだのこと、そんなに簡単に明け渡しちゃっていいんですか??

 

肺は呼吸をしない。

多くの人が、呼吸をしているのは「肺」だと思っているようですが

 

呼吸をしているのは「横隔膜」です。 (肺ではありません)

 

では肺は何をしているかというと、フィルターの役割をしています。

 

呼吸の仕組みがわかりやすい動画があったので、こちらをご覧ください。

そのフィルターの役割をしている肺が呼吸を促していると考えていたら、そりゃ間違ったからだの使い方になりますよね。

 

下で引っ張られているのが、横隔膜です。

 

横隔膜を使うことで呼吸を楽に、深く、導くことができます。

 

間違った使い方をすることで、望まない結果を引き起こす

ちなみに肺で呼吸をしていると思っている方が多いということは、正しくからだを使えていない方が同じぐらいいるということです。

 

横隔膜を常用的に誤って使うことで引き起こされる症状としては…

 

腰痛や肩こり、人によっては頭痛などもあるかもしれません。

 

運動をする方は、人と比べて疲れやすいかもしれませんし、疲労回復が遅くなったりするかもしれません。

 

不安を煽るつもりはありませんが、からだの不調は必ず原因があります。

 

想起させるという意味を持つinspireという単語の原義はラテン語のinspirare(息を吹き込む)です。

 

たかが呼吸、されど呼吸です。

休むことなく続ける呼吸を見直すことで、からだと向き合うこと始めてみませんか。

 

 

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