トレーニングを終えてすぐ変化を感じてますか?
トレーニングというと、キツイし、長いし、疲れるし、結果がいつ現れるかわからない、そんなイメージがありませんか??
もし思い当たる節があるなら、そのイメージは忘れてください!
そのままのイメージだと、トレーニングが楽しいものではなくなってしまうから…
トレーニングは、楽に行なっても、短い時間でも、疲れるほどやらなくても、結果をすぐに出すことができます!
やってすぐ実感ができると、モチベーションも上がりますし、楽しみながら続けることができます。
まして、それが日常生活でできる程度の内容なら、ジムやフィットネスクラブなど運動ができる特別な場所にいく必要も無くなるので、ますます楽に行うことができるはずです。
何故すぐに変化を感じられないのでしょうか??
それはきっと目的と手段を混同しているからか、あるいは変化を体重や筋量、体脂肪率など「質量的なもの」に限定しているからかもしれません。
例えば、自動車教習所では運転するための各種トレーニングが行われますし、学校では英語 数学 理科…様々な科目の基礎知識を学びます(だけどソレを誰も社会に出るためのトレーニングだとは呼びません)
巷で話題になっていた「脳トレ」も、別に脳みそが大きくなったり、重くなったりすること(質量的な変化)を目的としたものではなく、目的を達成するための手段を(いくつものパターンで)身に着けるわけです。
2000年ごろから「体幹」という言葉が出てきて、それと同時にストレッチポールが流行し始めました、それから20年経って何か変わったでしょうか??
もちろんこれも目に見えない範囲で変化しているはずですが、目に見える変化がないのはまだアプローチが確立されていないということです。
もちろん「絶対」というものはないにしても、ある人は腹筋を硬く縮めてといいい、ある人は呼吸をコントロールしてといい、別の人はまた違うことを言っていると言うことは、明確なもの(目的や手段)が定義されていないと言うことですから…
変化を感じやすくするために
僕もまた、今よりわかりやすい表現で「体幹」を定義したいと思います。
体幹というのは、頭からお尻までの背骨が関わっている部位・空間を中心としたエリアの名称であって、それらのエリアが安定した形状を保ちながら動くことが(移動)できる能力のことです。
これらの連続した空間を安定させて動くということ、その動きが体幹トレーニングということです。
どうも。。。 ダンベルとか重そうなものはいらない気がしませんか?
だってダンベルなしで、体幹が安定していないから、体幹トレーニングをするのに、いきなりダンベルなんか持っちゃったら大変なことになりますよ!!
まして身体は多層構造になっているので、特定の部位のみを意識して動かしたり鍛えたりなんてのは困難を極めるはず。
だから骨も筋肉も(血管もリンパも神経も….)全てのコーディネートが重視されるし
からだの中心から呼吸の波が、身体中に広がるように先に言った二つの空間と、その外周を自在に操る(コントロールする)こと、またその能力が大事になってきます。
身体を2次元で考えてしまったり、自分の身体に対する知識が少なかったりすると、コントロールしたいのに、できないということが起こってしまうわけです。
僕が講師を務める(黒潮町の社会福祉協議会と共同で行なっている)ロコクロ倶楽部 健康運動教室では、からだのがっこうのコンテンツをさらに噛み砕いて、参加している先輩方にも解りやすく伝えています。
少し長いですが、よければ参考にしてください。