
黒潮町社会福祉協議会と一緒に進めている「ロコクロ健康体操倶楽部」
地元に住むご高齢の方々が月に1度足を運んでくれる運動教室です。
若年層の方がするトレーニングとは違って、しっかりじっくり身体を動かすことを学ぶクラスです。
そもそもトレーニングというのは、筋肉が大きくなることだけを示すものではありません。
身体にある600あまりの筋肉を「思った通りに」動かすためにすることもまたトレーニング(身体訓練)です。
思った通りに動かすためには、からだの部位の特徴などを捉えていることは重要になります。
スクワットと腕立て伏せを10回 3セットみたいな一定の規格で行う運動はむしろ必要ありません!
ここに参加する方々は、それぞれに暮らし方やこれまでの傷病歴が違うわけですから、同じメニューをやったところで同じような結果が出るわけがないのです。
でも、いまだにスクワット、腕立て伏せみたいな動きをやらされている実態が多い、いや多すぎます。
同じ腰痛という症状でも人によって全く原因は違うわけですから、早くそのことに気づいてほしいものです。

筋トレをしてある特定の部分だけ鍛えても、そこだけでからだが機能するわけではありませんし

一見すると鍛えてるように見えるその動作も、からだの構造を考えてみると、その部分を本当に鍛えることができているのかすら怪しく思えます。
だって身体は全体が連動して、一つの身体として機能しているんですから…

難しくあれこれ考えるのも良いですが、
安定した地面で今より楽に立つためには、今より難しいコンディションで動いてみることぐらいシンプルに考えてみてはどうでしょうか。
せっかく安定した地面に立っているのに、重りを持つことで姿勢が悪くなっていては元も子もないと思いませんか??
なんのためのトレーニングかというと、それは今より楽に動作をすることであり、今より楽に動作をして、生活を楽にすることなのではないですか??
別に筋骨隆々になってコンテストに出るわけではないはずです。
ちょっと頑張ってしまうと痛くなる腰をどうにかしたい。
ちょっと疲れが溜まってくると重だるくなる肩や膝をどうにかしたい。
筋トレをすることは良いことですが、本当にそれが今の自分の身体に必要なことでしょうか??

労働がエクササイズになり、加齢が身体の巧緻性を高めることに繋げることができれば、私たちの暮らしは大きく変化することができます。

黒潮町社会福祉協議会と一緒に進めている「ロコクロ健康体操倶楽部」では
これまでの常識に囚われることのない、その人のからだの感覚と可能性を引き出すからだのがっこうをコンセプトに、身体についての知識を深め、運動感覚を高めるためのグループエクササイズを行なっています。
参加費は無料ですので、興味のある方はぜひご参加ください。
毎月第1火曜日、午前10:00から60分のクラスです。

