ダンスとからだのより良い関係性
2011年に東京から高知に拠点を移し早8年、自分の考えるボディワークを日夜探求して過ごし、やっと自分が納得できるかたちになりました。
そこで今回、ORGANICAというイベントにおいて対話形式のプレゼンテーションという形で発表させてもらう機会を頂きました🙌
解剖学的アプローチは全てのひとのナビゲーションになりうる
この辺境の地において、いやこの辺境の地だからこそ?
学びに対する欲求は高く、またそのような機会に恵まれることができたことで
日本のフィットネス業界を牽引している KINETIKOS の主催するセミナーやワークショップに幾度となく参加し、国内外問わず世界基準の学びを修めることができました。
そして、この辺境の地だからこそ、老若男女問わず多様性の高い実践を積むことができました。
子どもたちのランニング教室から、お年寄りのロコモティブシンドローム予防プロジェクト
インターハイに出場するアスリートのトレーニングから、ひざ関節症や椎間板ヘルニアなど整形外科的疾患多様性のある方へのリハビリのサポートと
フィールドを限定することのない幅広い実践と検証、そして実績を積むことができました。
解剖学に触れることは、住んでいる場所の地図を知ることと同じ
解剖学というと、なんだか少し仰々しい印象を受けますが…
ざっくり話すと、あるアイテムの取扱説明書、あるいは住んでいる地域の地図だと言い換えることができます。
人体を構成している骨と筋肉の数、またそれらの動き方や機能的なこと…
このアイテムはこのように使うことができ、こうした部品から成り立っています。
この地域はこのようになっていて、どうやって移動すると効率が良いかを知る。
例えば、スポーツグッズや家具家電などを購入するとき「人間工学に基づいて…」と書かれていると、からだに良いのかな?と購買意欲をそそられませんか?
その人間工学は、他の何ものでもない解剖学の上に成り立っているものです。
解剖学的アプローチに触れることで、暮らしの中での動きやからだの不調などといったことへの対処法に対して、自然と理解を深めることができるのです。
音に合わせて、正しいからだの動かし方を身に付ける
ETVやAmazonプライムで、子どもと一緒に子ども向け番組を視聴していると、
「じゃあ次は、音に合わせて踊ってみよう!!」
「音に合わせて、みんなでからだを動かしてみよう!!」
といったセリフが聞こえてくるのですが
「音と一緒に覚えること」は、頭で理解する以上に、感覚に働きかけることで、より深い身体記憶を作り出すことができるので、幼少期の発育発達にはとても理にかなっているわけです。
今回のイベントでは、大人も子どもも一緒に楽しめる「非日常」空間を創り、
その中で音に合わせてからだを動かす体験をすることを目的としています。
ETVやAmazonプライムのそれと違うのは、その場に身を投じていること。
肌で音の振動や、場の空気感を感じること。
そこで感じたことに対して、からだの自然なリアクションができるようになることが、他ではできない経験になるのです。
会場は2フロアに分かれていて、イベント開始前にはダイアログ形式のワークショップが行われます。
新しいものごとの始まりでもある” 令和 ” 元年
古きものから新しきものへ、新旧のそれぞれの良さを繋ぎながら
これまでの型にはまろうとする学びから、自由に感じ表現する学び(経験)の場に身を投じてみませんか?
今回はトークセッションに加えて、BODYWORKSのショートセッションも行います!
関西近郊にお住まいで興味のある方は、年の瀬の慌しい時期ではありますがお誘い合わせの上、足をお運びいただけたら嬉しいです。
子どもと一緒でも楽しめる空間を用意しているので、ぜひぜひ遊びに来てください😆