「痛み」について

コバヤシヒロタ

「痛み」ってなんだ??

結論から言いましょう。

からだ(の組織)が正常に働いていませんよ!!というサインです。

もちろん、その痛みの種類にもよりますが…

私たちは「痛み」として感じることで、その場所が正常に機能していないことを知ります。

 

例えば、腰が痛い!!

この場合、腰部に必要以上に負荷がかかっていますよ!!過負荷にならないようポジションチェンジしてください!!といった感じです。

 

それとは別に、転んだり引っ掛けたりして外傷を負って痛いとき。

この場合も、表皮(皮膚)が傷ついて表層のバリアが機能していませんよ!!といった感じでしょうか。

 

このように外傷があってもなくても、どちらともからだが「何かしらが正常に機能していない」ということを知らせるためにあるものが「痛み」です。

 

「外傷のない」痛みの場合…

外傷があれば、ある意味安心することができるのですが、それがなければ少々心配になります…

うちにくる多くの方の場合、骨だろうか?神経だろうか?はたまた脳??ということを言うのですが、それを診断できるのは医者だけです。

外傷のない痛みの場合、まずは病院を受診して様々な可能性をチェックすることをオススメします。

その上で、診断がでますから、そこから色々なアプローチを試すことになります。

わかりやすいのは理学療法(リハビリ)ですね。

それでも改善しなければ、他のアプローチということになるでしょう…

何れにしても「痛み」がある場合は、組織が正常に機能していないということなので

「痛み」があるうちは、それを正常化させることが私たちの務めでもあります。

間違えても「痛み止め」を摂って「治ったこと」にしないでくださいね。

痛み止めは、あくまで「痛み止め」であって、治療薬でも治癒薬でもありません。

薬を摂ることで(麻酔のように)痛みの感覚を忘れさせることができる、ただそれだけです。

そしてそのうち、からだからのシグナルである「痛み」にすら気づけなくなってしまいます…

 

 

 

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