近頃、よく耳にする話。
「ダイエットをしようと思って、食事をプロテインに変えたの」
「プロテインを飲んだ方が、強くなれる気がする」
なんだか、プロテインを始めとする栄養補助食品(サプリ含む)がすごいもののように思っている人が多いのではないでしょうか…
確かに、日々トレーニングに勤しむ人にとって、良質のタンパク質の摂取は大切な問題です。
ですが、一般的な暮らしをしている人や子どもたちにとっては、そんなものよりちゃんとした食事の方がよっぽどからだにとって良い効果があります。
私たちが成長するのに、プロテインを摂取しましたか?
いちばんからだに変化がある、0〜3才ごろにプロテインを与えますか??
サプリメントも同様です、それが必要だという明確な理由はありますか?
あるいは水溶性・脂溶性を理解して(正しい知識をもって)摂取していますか?
プロテインやサプリメントはあくまでも栄養補助食品で、主たる食品ではありません。
まして自然界で、そのようなものを口にして成長する種はありません。
確かに養殖のものは必要に応じて色々なものを添加されているかもしれませんが…
食品ではないものを、積極的に摂取する理由はないのではないでしょうか…
もし、自分が非自然的な生き方をしていて、常に何かの欠乏により体調の悪化を感じているのであれば話は別かもしれませんが…
プロテインやサプリメントを飲むよりか、食生活を充実させましょう!!
旬のものを美味しく食べることができるように。
アミノ酸調味料の味を美味しく感じる舌ではなく、しっかりとした味覚を育てましょう。
旬のものを、ゆっくり、味わって、美味しく食べることができる時間を作りましょう。
そうすれば、栄養補助食品に偏ってしまうことに、疑問を感じることができるはず…
もちろん全てが手作りで、自然由来で…となると少々窮屈に感じることもあるでしょうから
まずはコンビニ、そしてお惣菜の購入を減らしてみる。なんてことから始めてみてはどうでしょう。
不自然なもの、不自然な暮らし、不自然な習慣…
自分の意思とは関係なく、いつの間にか不自然な環境に身を置いて、不自然なチョイスをしていることに気づくかもしれません。